国内女子ゴルフは無観客開催へ　会場に“クマ出没”しプロアマ、第1Rが中止

＜明治安田レディスゴルフトーナメント◇17日◇仙台クラシックゴルフ倶楽部（宮城県）◇ 6642ヤード・パー72＞

プロアマが行われていた前日16日に、コースにクマが出没したという目撃情報を受け、そのプロアマ並びに本戦の第1ラウンドが中止になった。大会を主催する日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）が17日、第2ラウンド以降を無観客で開催すると発表した。

本来であれば初日の競技が行われていた17日、午前9時に宮城県富谷市職員4名、猟友会3名、地元警察2名がコースに到着。午前9時30分頃から調査を開始し、その後の協議の結果、無観客開催という決断がくだされた。予選ラウンド2日間、決勝ラウンド1日の54ホール短縮競技となる。

前日は、子グマの目撃情報があった1番ティ付近を、関係者、地元警察、自治体などが捜索。選手らにはすぐに退去命令が出され、「安全確保と今後の対応策を検討するため」に第1ラウンド中止も決定された。きょうのコースも選手の立ち入りは禁止され、協会や、関係者らにより対策が講じられていた。

また、本日17日には、富谷市内のコースからほど近い場所で子グマが目撃されている。