小児科受診判断支援サービス「こどもの症状 受診の目安ナビ」 ティーペックとレイヤードが開発し、福岡市で実証実験
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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24時間健康相談事業を手がけるティーペック(東京都台東区)と医療デジタルトランスフォーメーション(DX)製品を展開するレイヤード(福岡市)は、福岡市の支援を受け「こどもの症状 受診の目安ナビ」の実証実験を6月1日~2026年5月31日に実施する。
「こどもの症状 受診の目安ナビ」は両社が共同で開発した保護者向けの受診判断支援サービス。子どもが急に体調変化を起こした際に、保護者がスマートフォンやパソコンから子どもの症状を入力すると、受診の目安や自宅でできるケアのアドバイスが段階的に表示される。緊急性が高かったり、不安が残ったりする場合は、看護師や小児科医による24時間対応の電話相談を利用できる。
24年4月から始まった医師の働き方改革で夜間や休日の人員確保が難しくなり、地域によっては診療体制の維持が課題となっている。実証実験は「こどもの症状 受診の目安ナビ」の有効性を確認し、救急医療を適切に利用することで、限られた医療資源を本当に必要としている人が使えるようにするための仕組みづくりを目指す。実証実験に参加できるのは、福岡市内に住む小中学生の子どもを持つ世帯。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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