JR北海道で乗降客数”3番目”の駅が生まれ変わる! 新商業施設や耐震補強と駅リニューアル、2028年の完成を目指す
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JR北海道の数ある駅のなかでも、札幌駅、新千歳空港駅に次いで多くの人が利用している「新札幌駅」。JR北海道はこのほど、新札幌駅を含む新札幌高架橋の耐震補強工事に着手することを発表しました。合わせて、新札幌駅施設の全面リニューアルも実施します
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JR北海道の数ある駅のなかでも、札幌駅、新千歳空港駅に次いで多くの人が利用している「新札幌駅」。JR北海道はこのほど、新札幌駅を含む新札幌高架橋の耐震補強工事に着手することを発表しました。合わせて、新札幌駅施設の全面リニューアルも実施します。
一部建物を撤去し、耐震補強を実施
新札幌駅が開業したのは、1973年。高架橋は1983年より前の旧設計基準で建設されているため、耐震補強が必要です。国の通達に基づき、補助制度を活用しながら国・北海道・札幌市が連携のもと進められます。
耐震補強工事のため、支障となっていた「新札幌名店街」などの高架下商業施設(1~4号館)を撤去。高架橋の柱158本と橋脚1基に鋼板を巻くことで耐震強度を高めます。
耐震補強工事に合わせて、新札幌駅をリニューアル

新札幌駅周辺では、2015年に策定された「新さっぽろ駅周辺地区まちづくり計画」に基づき、再開発が進められてきました。2023年には街区「マールク新さっぽろ」が完成しています。
新しくなる新札幌駅も、新しく整備された街区と一体感や連続性があるデザインに一新。新札幌の玄関口であることを意識し、周辺地域の木材などを活用しながら、ぬくもりを感じる空間を想定しています。
また、待合スペースやトイレも移設し、快適に利用できるようにします。
高架下の商業施設(1~4号館)も大幅にリニューアル。日常使いできる飲食店や物販店を中心に店舗が計画されています。
全体の完成は2028年10~12月の予定。商業施設は一足早く、2027年4月以降に順次開業予定とのこと。新札幌エリアが大きく生まれ変わり、これまで以上に注目のエリアとなりそうです。
(画像:JR北海道)
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記事提供元:鉄道チャンネル
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