世界ドラコン王者のドライバーがたったの80ヤード!? 痛恨のダボを叩いた「もっともカオスなホール」を動画で振り返り
3度の世界ドラコン王者に輝いたカイル・バークシャー(米国)が自身のインスタグラムを更新。「私がこれまでプレーした中でもっともカオスなホールの1つ」と紹介したオークモント・カントリークラブ15番ホールでのプレーを動画で公開した。
ここは1903年にオープンした名門コースで、6月には「全米オープン」が開催される。ティーイングエリアからホールを見渡せるレイアウトになってはいるが、大きなアンジュレーションと200を超えるバンカー群、そして高速グリーンが選手を待ち受けている。米国で最も難しいコースの1つと言われている。
その15番ホールは509ヤードと距離のあるパー4。バークシャーはティショットでドライバーを手にした。いつもの通り300ヤードを軽く超える会心の一打を狙ったのだろうが、何と第1打は痛恨のトップ。ボールはわずか80ヤードしか飛ばなかった。
深いラフに止まったボールをバークシャーは7番アイアンでフェアウェイにレイアップ。残り272ヤードを4番アイアンで打ち、15フート(約4.5メートル)に3オンさせてパーへの望みをつないだ。
ところがパーパットはカップの脇を抜けてしまうと、返しのパットはカップの縁をなめてストップ。タップインしてダブルボギーとしてしまった。
このホールを振り返ったバークシャーは「これはゴルフがクレイジーなゲームであることを示しています。最高のパフォーマンスを発揮したいなら、良いときも悪いときも耐えてプレーを続けなければなりません」と反省していた。
この投稿を見た大勢のファンは「これを投稿することに敬意を表します」と痛恨のミスも隠さずに公開したことを称賛すると、バークシャーは「できるだけ正直でいることが大事だと思う」と答えていた。
また「何があったのか聞きたい! スイングが悪かったの? それとも原因不明の何か?」には「正直、突然出てきた。ここ数ヶ月、ドライバーはうまく打てていた...」と本人にも原因は分かっていないことを明かしていた。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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