誕生日にオセロをするリー(森山未來)と美香(馬場ふみか)「これってどっちが表なの?」『飛鳥クリニックは今日も雨』第4話

『飛鳥クリニックは今日も雨』
新宿歌舞伎町で看板のない何でも屋を営む主人公が、詐欺や未成年売春といった事件の真相に迫る『飛鳥クリニックは今日も雨』第4話が4月17日に映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。
東洋一の歓楽街・歌舞伎町で看板のない何でも屋を営むリー(森山未來)のもとには、いわく付きの事件が次々と持ち込まれる。事件には多様な動機を持つ人々たちが蠢いており、背景を読み解きながら落とし所を探らねばならない。そうしなければトラブルは無用に拡大し、解決どころではなくなるからだ。落とし所は、経験と勘から導き出される。若き日のリーには、落とし所の判断を誤り、同棲していた恋人を失った経験があった……。
「本当のリーくんはどっち?表?それとも裏?」
第3話のラストで、売春相手の男に薬を盛られてしまったミク(佐々木ほのか)。第4話では、取り逃がしてしまった男をリーたちが追う。
リーはふと昔のことを思い出していた。美香(馬場ふみか)に誕生日になにがほしいかと聞かれオセロを選んだリー。「ほしいものがオセロって他に何かなかったの?」と美香が聞くとリーは「たまにむしょうにやりたくなるんだよな」と答える。「シンプルだけど面白いよね」と2人は部屋でオセロを楽しむ。
すると美香が「これってどっちが表なの?」と疑問を口にする。「白?黒?」という質問に「裏も表もないんじゃねえの?」とてきとうな返事を返すリー。「でもひっくり返すじゃん」と言われ「だから……」と言い淀みながらも「美香にとっては今白が表で、俺にとっては黒が表」と答える。「私が表の時、リーくんが裏ってこと?表が裏で裏が表」と美香に言われ「何言ってんだよ」と思わず笑みをこぼすリー。そして「本当のリーくんはどっち?表?それとも裏?」と美香に真っすぐに見つめられるのだった。

『飛鳥クリニックは今日も雨』
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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