ドラコン王者が全米オープンの予選会でまさかの二度打ち ドタバタのダボに「多くのことを学びました」と反省しきり
3度の世界ドラコン王者に輝いたカイル・バークシャー(米国)が自身のインスタグラムを更新。6月に開催されるメジャー大会「全米オープン」の予選会で打ってしまった痛恨のダブルボギーを動画で公開した。
「ここが全米オープン予選で私に大損害を与えたホールです!」と紹介したのは、ペンシルベニア州にあるカントリークラブ・オブ・ヨークの11番ホールだった。
この日のバークシャーは前半9ホールを「35」で回り、絶好の位置に付けていた。ところが後半出だしの10番ホールでいきなりボギー。そして「重要なことは、11番ホールのティショットの前に、気持ちを落ち着かせる時間が取れなかったことです」「私は自分自身にバーディを『強制』してしまったため、動画で見るような失敗の連続につながりました」と痛恨の11番ホールを振り返った。
11番ホールは427ヤードのパー4。ティショットは1番アイアンを選択したが、強いフックで左ラフにある木の真後ろへ。スイングは出来るものの、グリーン方向へは木が邪魔をしているため、7番アイアンで低い球を打ちグリーン手前のラフまで運んだ。
しかしロブウェッジによるアプローチは二度打ちとなってしまい距離も出ず。もう一度、同じクラブで打ったが、これもかろうじてグリーンに乗せただけ。そこから2パットでこのホールはダブルボギーとしてしまった。ちなみに二度打ちは、以前はペナルティの対象となっていたが、2019年のルール改正によって、現在はノーペナとなっている。
残念ながら予選を突破することは出来なかったが「前半9ホールで学んだことよりも、このダブルボギーから多くのことを学びました」「このラウンドのおかげで私はまた良いゴルファーになりました。これからも競技を続けていく中で、どれだけ上手くなれるかが楽しみです。学ぶべきことはたくさんありますが、私には才能があると信じて、最高の選手になるためには何でもしていく意欲があります」と力強く投稿を締めくくった。
今回の投稿でもコメント欄ではファンとバークシャーのやり取りを見ることが出来た。「あなたは道を進んでいるよ、頑張れ!」には力こぶの絵文字を2つ並べて返答。「ここには、あなたの努力を理解できるゴルファーがたくさんいます。投稿してくれてありがとう」には、「私はいつも真実をお伝えしています」。「これから何を学んだの?」には「逆境に見舞われたときは、スピードを落としましょうだね。基本的に私が自然にやっていることとは真逆です(笑)」と笑っていた。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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