8万円台のキャメロンパターが好調! 西郷真央も通算7勝のエースパターから乗り換えた【パター売り上げランキング】
今季、米国女子ツアーで大活躍している西郷真央。2022年に日本ツアーで初優勝したときから、今年4月の海外メジャー制覇まで、西郷のパターといえばオデッセイの『ホワイト・ホットOG ロッシー』だった。プロ通算7勝は全てこのパターであり、絶対的なエースパター。しかし、「全米女子オープン」ではスコッティ・キャメロンの新作『スタジオスタイル ファストバック1.5』を投入した。その結果、全米女子オープンでは最終日まで優勝争いを演じて4位タイ。パッティングが好調で、4日間の総パット数(115)は出場選手のなかで最も少なかった。
今年3月に発売された『スタジオスタイル』の定価は8万2,500円(税込)。ゴルフショップの関係者からも「この値段で売れるのだろうか?」という声もあったが、結果的には発売直後から約3カ月経過してもトップ5圏内をキープしており、今週も4位に入っている。店頭での販売状況について二木ゴルフ水戸店の山本直樹さんに話を聞いた。
「8万円台という価格について心配していましたが、スコッティ・キャメロンが好きな人はほとんど気にすることなく購入されていきます。むしろ、今回のモデルは前作よりも高級感があって、打感・打球音も良いのでスコッティ・キャメロンユーザーからの人気が高いです。他にスコッティ・キャメロンのエースパターを持っている人がセカンドパターとして購入したりしています」
今回の『スタジオスタイル』には12タイプのヘッドがあるが一番人気は?
「やっぱりキャメロンと言えば『ニューポート』『ニューポート2』が売れていますが、『スタジオスタイル』では少しソール幅を広くした『プラスシリーズ(ニューポート2プラス)』や『ファストバック』の売り上げも伸びています。そういう意味ではゴルファーも少し大きめのパターを求める傾向になってきました」
西郷の活躍もあって、日本ツアーでも米国ツアーでも『スタジオスタイル』のテストをする選手が増えているそうだ。このパターで活躍する選手が増えれば、さらに順位を上げそうだ。
【パター売り上げランキング トップ3】
1位 オデッセイ Ai-ONE スクエア2スクエア
2位 ピン スコッツデール
3位 オデッセイ Ai-ONE ジラフビーム
※データ提供:矢野経済研究所、5月26日~6月1日のデータ
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