森山未來“リー”が金策に走る中、勝地涼“純”の兄らと乱闘を繰り広げる<飛鳥クリニックは今日も雨>

「飛鳥クリニックは今日も雨」第6話より
森山未來の主演によるLeminoオリジナルドラマ「飛鳥クリニックは今日も雨」が独占配信中。第6話では、リー(森山)のかつての恋人・美香(馬場ふみか)と純(勝地涼)のつながりが明らかになる8年前の出来事が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
歌舞伎町を舞台にした本格裏社会ドラマ
詐欺、情事、外道という、“人間の欲望”をテーマにしたLeminoオリジナルドラマの第3弾。本ドラマ「飛鳥クリニックは今日も雨」の原作は、Xのフォロワーが90万人を超えるインフルエンサー・Z李氏が「週刊SPA!」(扶桑社)で連載中の同名小説。東洋一の歓楽街といわれる新宿・歌舞伎町を舞台に、看板のない“何でも屋”を営む主人公のリーが、詐欺や未成年売春などの事件の真相に迫っていく。
主人公・リーを森山が演じる他、リーの仲間・純ちゃん役は勝地、リーのかつての恋人・美香役は馬場。そして、監督は自主制作映画「SRサイタマノラッパー」(2009年)が話題を呼び、「22年目の告白私が殺人犯です」(2017年)、「室町無頼」(2025年)などを手掛けた入江悠が務める。

「飛鳥クリニックは今日も雨」第1話より
リーに対して過去を明かす美香
リーは、美香を預かってほしいと押し付けてきた木村(音尾琢真)の負債を立て替えなければならなくなった。金策に走る途中、純と知り合ったリーは、なぜか懐かれ、行動を共にする。
木村がオーナーを務めるデリヘルの待機部屋が、純のアイデアから判明。その待機部屋に乗り込んだリーたちは木村を呼び出すよう迫るが、夜間帯は来ないとの返答。そこで美香の名前も飛び出し、リーはいら立つ。
外に出て美香に来るように告げ、リーが「どっからが、うそなんだよ」と聞くと、美香は「何がうそかなんて、リーくんが決めればいい。リーくんが好きって言ってくれた私は、私じゃない」と話し、過去に木村の仕切りで売春をしていたと明かす。
その後、木村の提案でスカウトを始めたそうで、借用書は木村が話を通さずに経営していたため、乗り込んできたヤクザに書かされたと言う。リーは、借金が減らない仕組みを疑問に思うが、「もうやめよう。こっから先は私だけの話じゃなくなる」と美香は話した。

「飛鳥クリニックは今日も雨」第4話より
木村のバックにいるのは純の兄だった
美香が想像以上に重い闇を抱えていることに緊張感が高まる中、偶然にも純の素性につながる展開に。シーンは、リーが金策に走り回っていたときにさかのぼる。
リーに付き添っていた純は、初めて会ったクスリの密売人・ニシモト(渋川清彦)に「誰かに似てるんだよな」と言われ、そこからニシモトいわく「俺たちの世代で一番」という人物が純の兄であることが明らかになる。
その兄のせいで、自分も母も迷惑したのだと話していた純。その純の兄=武村(松角洋平)が、木村の風俗業のバックにいる唐仁組のヤクザだと分かる。純はリーと共に武村と対峙(たいじ)し、純が言っていた通りの「常識が通じない」武村、そして舎弟と乱闘になる。
すると、風俗スタッフの男がひょんなことから追い込まれ、武村を包丁で刺してしまう。「バックレんぞ」とリーはその場から逃げ出し、美香と純を先に帰す。リーが事の成り行きを外で確認していると、武村が救急車で運ばれるところを見ている野次馬の中に木村を発見。だがすきをつかれ、木村に逃げられてしまった。
Leminoオリジナルドラマ「飛鳥クリニックは今日も雨」(全8話、第1~2話は無料配信)は、Leminoで独占配信中。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「飛鳥クリニックは今日も雨」第6話より

「飛鳥クリニックは今日も雨」第5話より

「飛鳥クリニックは今日も雨」第5話より

「飛鳥クリニックは今日も雨」第5話より

「飛鳥クリニックは今日も雨」第4話より

「飛鳥クリニックは今日も雨」第3話より

「飛鳥クリニックは今日も雨」第2話より

「飛鳥クリニックは今日も雨」キービジュアル
記事提供元:Lemino ニュース
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