⼈材不⾜という〝怪獣〟をウルトラマンのスペシウム光線で⼀撃 神鉄が採用拡大に向けた「ウルトラ大作戦」(兵庫県神戸市)

鉄道会社とテレビのアニメやヒーローもののコラボといえば、ラッピング車両やイベントゲストへの起用が定番。ところが、兵庫県の県都を中心に県南東部に路線ネットワークを持つ神戸電鉄(神鉄)はちょっぴり異例な形で、永遠のヒーロー・ウルトラマンにお出まし願う。
その名も「ウルトラ大作戦」で狙うのは、神鉄グループの将来を支える優秀な人材の確保。地球を救うのが〝本業〟のウルトラマン、果たして人材不足という難敵の怪獣を倒して、神鉄のカラータイマーに青信号を点灯できるか?
ウルトラ大作戦の正式名は、「神鉄グループ採用強化キャンペーン」。鉄道に関心のない学生にも、志望先の一つに加えてもらおうと、親世代にも知られるウルトラマンをキャラクターに起用した。
キャンペーンは2025年4月1日~2026年3月31日の1年間。鉄道ファン目線では期間中、特別ラッピング電車を運行して、グループの知名度アップにつなげる。ラッピング電車は、1973~1991年の長きにわたって製作された3000系電車の3017編成(4両)。両方の先頭車の車内広告を「ウルトラ大作戦」バージョンのポスターで埋める。他車両には、グループ企業などを紹介する中吊り広告を掲出する。
キャンペーンでは、「ウルトラ大作戦」特設サイトを開設。テレビのヒーローがウルトラマンなら、キャンペーンのヒーローは神鉄グループで働くワーカーたち。インタビューや動画で、移動を支える企業の魅力を発信する。
本物のウルトラマンが、多分書かないのが履歴書。話題づくりの一環で、ウルトラ大作戦限定の履歴書を特設サイトで公開。有馬線鈴蘭台、三田線岡場、粟生線志染の3駅では履歴書を配付する。なくなり次第終了。
神鉄グループ各社はウルトラ大作戦期間中に応募して入社した人には、記念品としてオリジナルデザインの磁気券型カードをプレゼントする。
記事:上里夏生
記事提供元:鉄道チャンネル
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