次世代グラビアクイーン・白濱美兎が語る初グラビアの記憶『自分の顔を初めて可愛いと思えましたね(笑)」
『週刊プレイボーイ』に登場する女性たちに「初グラビア」にまつわるエピソードや当時の想いを聞く連載シリーズ、『初グラビア物語~My First Gravure Story~』。今回は次世代グラビアクイーンの呼び声も高い18歳の美少女・白濱美兎(しらはま・みう)さんの前編。
白濱さんは数々の俳優、モデルを輩出してきた「美少女図鑑AWARD2023」で週刊プレイボーイ賞、ヤングジャンプ賞を含む3冠を獲得。『週刊プレイボーイ』2023年27号に登場しグラビア活動を開始した。以降、あどけない表情と迫力のスタイルで人気を博し、各雑誌の表紙巻頭を華やかに飾っている。
3月26日にはファースト写真集『manika』(撮影:佐藤裕之)を発売。いまや次世代グラビアクイーンとも呼ばれ、注目度は高まるばかり。今回はそんな白濱さんにデビューに至った経緯、初グラビアのエピソードなどを聞いた。
『週刊プレイボーイ』2023年27号(撮影/桑島智輝)より
ーーみなさんの初グラビアについて、その前後のエピソードを交え伺っています。白濱さんの小さい頃の夢はなんでしたか?
白濱 AKB48さんが好きだったのでアイドルか、あとは洋服が好きだったのでモデルさんですね。テレビでAKB48さんが出たり、コレクションのランウェイが映った瞬間、ものすごくワクワクしたのを覚えています。
ーーAKB48は誰推しでした?
白濱 渡辺麻友さんです。顔がめちゃタイプ。誰もが納得する可愛さで、見ていてウキウキな気分になるじゃないですか。ただ当時はアイドルにしろ、モデルにしろ、自分とは遠い世界だと思っていました。とにかく自分の顔にすごいコンプレックスがあったので。
ーーえっ? そうなんですか? そんな可愛いのに?
白濱 いえ。顔に関する悩みって思春期ならではものかもしれないんですが、まったく自信がなくて。「美少女図鑑アワード」もファイナルまでいけるとはこれっぽっちも思ってなかったです。
ーー白濱さんは16歳の時、ローカル美女たちによるコンテンツ「美少女図鑑」の鳥取版「鳥取美少女図鑑2023」に登場。さらに、その中で日本一を決めるオーディション「美少女図鑑AWARD」にもノミネートされたんですよね。「鳥取美少女図鑑」には自分から応募を?
白濱 母の知り合いが勧めてくれて、ひとまず送ってみようかって感じで応募しました。それが「~AWARD」にいって、さらにそのファイナルまで。オンラインでの審査だったんですけど、見るとみんな本当に可愛い子ばかり。その中に入るなんて自分でも信じられなかったです。
ーーグランプリは逃したものの、週プレ賞、ヤングジャンプ賞など3冠を受賞! その時の心境は?
白濱 いやもう! めちゃくちゃ嬉しかったです。自分でもすごいなと思います。ただ週プレ賞、ヤンジャン賞は後日の発表で、最初の発表時はひとつだけ。他に二つも三つも獲ってるコがいたので、嬉しいんだけど、正直なことを言えばほんのちょっとだけ複雑でした(笑)。
ーー週プレ賞とヤンジャン賞は、グラビア撮影が特典。水着に抵抗は?
白濱 なかったです。AKB48さんのMVには水着のシーンがあって、可愛いと思っていたし、あと私、頓知気さきなさんのファンなんです。頓知気さんはグラビアが好きで、自分でもグラビア活動をしていたし、いつか自分もやってみたいって思っていました。
ーーなるほど。話はそれますけど、以前、週プレ関連で頓知気さんに「気になる新進グラビアアイドルを紹介してもらう」取材を2回ほどしたんですけど、どちらも白濱さんをあげていましたね。「グラジャパ!アワード2023」と「女子のためのグラビア講座」だったかな。
白濱 もちろんどちらもチェックしました! 頓知気さんのインスタを見ていたら「週プレさんで取材受けたよ」って、ストーリーにあがっていたので記事を読んだんです。そうしたらどちらにも私の名前があって! あまりに嬉しすぎて、息が止まりそうになりましたよ。いや~本当にあの時はめちゃ苦しかったな~(しみじみ)。
ーー話を戻して。撮影はどちらが先だったんですか?
白濱 ヤンジャンさん、週プレさんの順かな。鳥取に住んでいたので上京して、2日連続で撮影しました。掲載は週プレさん、ヤンジャンさんの順でしたけど。(『週刊プレイボーイ』2023年27号/6月19日発売、『週刊ヤングジャンプ』2023年30号/6月26日発売)
ーー改めて撮影のお話がきたときは?
白濱 感激しました。ただどちらも最初で最後のグラビアになると思ったんですよ。自分が何度も誌面に載るなんて想像できなかったので。なので、目一杯楽しもうと思いました。撮影の前日、前乗りして上京することになったんですけど、それがめちゃくちゃ怖くて!
ーー怖い?......というと?
白濱 飛行機に乗るのはその時が初めて。東京っておっかないところだと思ったんです。テレビのニュースで「この場所で刺されました」とかやってるじゃないですか。あと飛行機もハイジャックされるかもしれないし......。思わず身の危機を感じました。
ーーいや、そんな大袈裟な(笑)。ヤンジャンさんの撮影は?
白濱 静岡まで行って川や学校の体育館などで撮影したんですけど、初めてだからどんな感じなのか想像つかなかいし、自分が何をすればいいかもわからないし。最初は場に慣れるのに必死で、カメラマンさんに言われるがままでしたね。それでも途中で慣れてくるとだんだん楽しくなって、最後に制服姿でプールに飛び込むシーンがあったんですけど、それはもうはしゃぎまくっちゃいました。気づいたら撮影が終わっていたって感じです。
ーー白やピンクなどのビキニを着て、明るく爽やかでしたけど、水着は恥ずかしくはなかった?
白濱 まったく。むしろ全部、可愛いなと思いました。
ーーグラビア的に見ると、白濱さんはすごくスタイルがいいですよね。思春期はとりわけ豊かな胸にコンプレックスを抱く女性も多いですけど、ご自身は?
白濱 なにもです(笑)。そもそも「ボンキュッボン」の体型が好きだし、あと『ONE PIECE』のハンコックじゃないけど、少年漫画に出てくる胸の大きいキャラも好きなんですよ。だからコンプレックスだなんてまったく。むしろ自分の体型は理想的かなと思っていました。とはいえ私は童顔なんで、ちょっとアンバランスなのかなと思うけど。
ーーギャップがありますよね。週プレの撮影はどうでした?
白濱 これは千葉のスタジオで撮影しました。ヤンジャンさんの撮影が楽しかったので、朝起きてからわくわくしていました。もう1日の流れは大体把握していたので、だいぶ冷静だったというか。それこそ雑誌のグラビアってこうやって撮影されるんだ、すごいなーなんて思いながら現場を眺めていました。
ーー余裕です(笑)。お気に入りのカットは?
白濱 これも全部好きですけど、黄色い水着にお団子ヘアのは特にお気に入りです。どうです? 可愛くないですか?
『週刊プレイボーイ』2023年27号(撮影/桑島智輝)より
ーー文句なく可愛いです(笑)。週プレとヤンジャン。出たときはそれぞれ買いに行きました?
白濱 コンビニへは行ってなくて、ネットで買いました。どちらも見た瞬間、「うわ、可愛い!」って思っちゃいました(笑)。それまで自分の笑顔って好きじゃなかったんですよ。それどころか全国誌に載るなんて心配だなとも思ってて。でもどちらもすごく良くて。それこそ自分の顔って昔からずっとコンプレックスだったんですけど、初めて可愛いと思えましたね(笑)。
ーーおーっ! ちなみに帰りも飛行機ですよね? それは大丈夫だったんですか?
白濱 それが、やっぱりダメで......。羽田から鳥取までの飛行機の中は自分ひとりだけ。刺されたらどうしよう、ハイジャックにあったらどうしようとか、またも考えちゃって。ずっとドキドキしっぱなし。無事に帰宅できたときは、グラビア撮影を終えた時以上にホッとしました(苦笑)。
●白濱美兎(しらはま・みう)
2006年10月5日生まれ 鳥取県出身
身長163㎝ B93 W63 H91
血液型=O型
○「美少女図鑑AWARD 2023」で週プレ賞やヤンジャン賞など、3冠を受賞。白濱美兎ファンクラブもチェック!
公式Instagram【@shirahama_miu】
公式X【@shirahama_miu】
白濱美兎デジタル写真集『エースを狙え!』 撮影/桑島智輝 価格/1100円(税込)
取材・文/大野智己 撮影/荻原大志
記事提供元:週プレNEWS
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