STUDIO4°Cが描く《新時代の人魚姫》。鈴鹿央士×山田杏奈「ChaO」
平凡なサラリーマンが、人魚王国の姫に求婚される──。「鉄コン筋クリート」「海獣の子供」「映画 えんとつ町のプペル」のSTUDIO4°Cが、主演に鈴鹿央士と山田杏奈を迎えて《種族と文化を超えた恋と奇跡》を紡いだオリジナルアニメーション「ChaO」が、8月15日(金)より全国公開される。ティザービジュアルと特報映像が到着した。
人間と人魚が共存する未来社会。造船会社に勤めるステファンは、突如として人魚王国のお姫さまであるチャオに求婚される。そして訳もわからず一緒に暮らし始め、純粋で真っすぐなチャオに振り回されながらも、徐々に惹かれていく。果たして恋の行方は──?
https://www.youtube.com/watch?v=6YzWwjVNzOY
〈コメント〉
鈴鹿央士(ステファン役)
オファーをいただいた時、こうしてアニメ映画のお仕事をまた出来ると思っていなかったので、緊張と嬉しさと同時に身が引き締まる思いでした。
台本を読んでみて、設定も面白く個性的な映像で世界観に圧倒されました。未来感がある街や、登場人物の造形も観ていてワクワクするものでした。この画の感じと設定は、観てくださる方を引き込む力があると思います。
ステファンは、どこか締まらない頼りげの無い青年ですが、子供の頃の思い出から来る想いや自分の芯にあるものはとても強く持っていて、それがとても魅力的なキャラクターです。そんなステファンを演じる時、スタッフさんがよく褒めてくださって、僕もノリノリになりながら楽しく収録できたのがとても記憶に残っています。
チャオの守りたくなるような可愛いらしさは山田さんの声が醸し出すものなのだろうなぁと思いました。強さを感じるところもあって、とても魅力的なキャラクターです。チャオに振り回されっぱなしのステファンですが、その2人がとても微笑ましいので、ぜひ公開を楽しみに待っていてください。
山田杏奈(チャオ役)
声で表現をする難しさがあるのでとても緊張していましたが、お声がけいただいてとても嬉しかったです。本作は、キャラクターがそれぞれ魅力的で、その世界観と色彩の美しさに圧倒されました。
私の演じたチャオは真っ直ぐで無邪気な人魚で、そしてステファンへの愛情に溢れてます。そのかわいらしさをどうしたら表現できるのか相談しながら演じさせていただきました。アフレコでは、声をのせたときチャオというキャラクターがどうしたらかわいく見えるか、葛藤しながら演じました。チャーミングさを出すためにチャオの動きに合わせて擬音のようなものを台詞で言ってみたりしたのですが、難しさも感じつつ楽しかったです。
チャオの想い人のステファンは、チャオのことであったり、仕事のことであったり翻弄されながらもがむしゃらなところがとても魅力的なキャラクターです。この2人の掛け合いをぜひ楽しみにしていただきたいです!
映画『ChaO』
声の出演:鈴鹿央士、山田杏奈
監督:青木康浩 キャラクターデザイン・総作画監督:小島大和 美術監督:滝口比呂志 音楽:村松崇継
アニメーション制作:STUDIO4°C
配給:東映
©2025「ChaO」製作委員会
公式サイト:chao-movie.com
記事提供元:キネマ旬報WEB
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。