登録者100万人達成の税理士YouTuber、広告収益は月1230万円 成功の秘訣は毎日投稿と丸投げ、大事なのは「決める」こと
「脱・税理士スガワラくん」(登録者数102万人)が22日にYouTubeを更新し、チャンネルの広告収益を明かしました。
登録者100万人達成の税理士YouTuber、広告収益は月1230万円と明かす
脱・税理士スガワラくんは、税理士の菅原由一によるチャンネルで、2022年12月にYouTube投稿を開始しました。経営者向けの節税テクニックや税務に関する情報を毎日投稿して人気を集め、今月11日に登録者100万人の大台を突破しました。活動開始から2年2カ月での100万人達成は、ビジネス系としては異例のスピードです。
そんな菅原は22日に「想像以上の金額…YouTube登録者数100万人のリアルな収益を大公開します!」と題する動画を公開。先月のYouTubeの広告収益が1230万円だったと明かしました。昨年7月、登録者が66万人だったときは670万円でしたが、登録者の伸びとともに、収益も倍近くなったそうです。仮にこのペースが年間続けば、1億5000万円を超える計算になります。
脱・税理士スガワラくんの登録者・再生数推移(ユーチュラ調べ)
しかし、菅原は広告収益を目当てに活動しているわけではないとのこと。もともとYouTubeに限らず、「日本一情報発信をする士業になる」ことを目標に掲げ、ブログやSNSで情報発信をしてきたという菅原。実際、「YouTubeによる本業ビジネスへの影響力のほうが圧倒的に強い」としており、「お金をもらって広告宣伝をしてるようなもん」だと語っています。
一番大事なのは「決めるってことです」
菅原は、成功の秘訣については、毎日投稿と“丸投げ”を挙げました。毎日投稿をすればYouTubeから評価され、動画がおすすめされやすいとのこと。本業で忙しい菅原は当初から制作を全て外注しており、「絶対自分じゃできやんもん」と、丸投げして良かったと振り返りました。
菅原は、YouTubeを始めたい人からの相談もよく受けるそうですが、「9割5分うまくいかんから」と、自分でやるのはお勧めしていないのだとか。また、自身は丸投げはしているものの、視聴者の反応を見ながらPDCAを回し、試行錯誤してチャンネルを運営しているとのこと。YouTubeは「視聴者が見たいものを提供する」のが大原則だとし、うまくいかない人は「自分が伝えたいものを出している」と解説します。
これまで800本以上動画を投稿している菅原は、ネタ不足の問題についてもよく聞かれるそうです。2008年からブログも毎日更新を続けており、記事数が4400を超えているという菅原は、「ネタがない中でネタを見つけ出す。これが僕の16年間ずっとやってきたこと」「ネタがないのが当然」だとし、ネタ探しが習慣化しているそう。一番大切なのは「毎日投稿するって“決める”ってことです」「決めたら後はやるしかないんですよ」と力説しました。
菅原は「視聴者層を少しずつ広げていく」ことを心がけていたそう。「広げすぎると元の視聴者層が離れていく」ことから、バランスを取るのが重要だといい、「少しずつ幅を広げながら、でも芯はブラさない」ことが大事だと語っていました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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