「タイ勢に負けられない」 倉本昌弘・奥田靖己ら多くのトッププロがタイシニア開幕戦に参戦!
24日、タイのバンコクにて、タイシニアPGAツアーの開幕戦「サンワード・シニア・チャンピオンシップ セイワカップ2025」の開幕前記者会見が開催された。永久シード保持者の倉本昌弘、シニア屈指の業師・奥田靖己ら日本からそうそうたるシニアプロが参戦する。タイ勢も4度のシニア賞金王4度を誇り日本ツアー通算6勝のプラヤド・マークセン、19年シニア賞金王タワン・ウィラチャンらも出場する。
この大会は、レッスンプロでありタイシニアPGAの会長・中村映禅が、様々な企業やプロに声をかけて、開催が実現されたトーナメント。サンワード証券がメインスポンサーを務め、2回目を迎える大会の参加選手たちに意義込みを聞いてみた。
中村の師匠でもあるツアー通算6勝の奥田靖己は、「昨年も参加していて、コースのレガシーGCも分かっているので、日本人プロとタイ人プロの対決で負けないようにしたいです。日本はトッププロの倉本プロ、欧州シニア予選突破の横田真一プロらメンツがそろっています。向こうは世界的に活躍するマークセンプロもいますが、優勝したいですね」と語る。
昨年も参加している倉本昌弘は、「昨年コースコンディションもいい状態でプレーできており、感謝しています。タイ人選手に負けないように頑張りたいですね。昨年は最終日に『68』が出てエージシュートが出たので、3日間出すのが目標ですね」。
大会について、違った見方をしているのは、ツアー通算2勝の桑原克則だ。「先週行われたタイシニアプロテストに日本人の方がたくさん受けていましたが、受かればタイシニアツアーで出場できる制度があり、そのコンセプトがいいですよね。中村プロの想いに賛同して参加しました。池も絡む難しいコースなので、自分のスイングにこだわってプレーしたいです」。
経験豊富なプロながら、意外にもタイのゴルフは人生で2回目というツアー通算4勝の加瀬秀樹。「昨年来たら、すごく雰囲気が良くていいツアーでした。日本はオフなので、試合に参加して『試合勘』を養われるのはすごく貴重なんです。一打でもよくして、何とか上位に行きたいと思います」。
ツアー通算5勝を誇る横尾要は、「予選落ちしないようになんとか頑張りたいです。タイのグリーンの芝は、芝目があるし、日本のベントグリーンとも違うので、注意したいですね。ラフはそれほど難しいと思わないです」。
大会は2月26日から28日まで、タイのレガシーゴルフクラブ(バンコク)で開催。2日間の予選ラウンドが行われ、上位60名が決勝ラウンドに進む。各国から180名のプロが参加する熱い戦いから目が離せない。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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