酒に逃げるジョンウ、ジンソクの証言が真実味を帯びてきたのはただの既視感か、それとも……。『FACE ME』8話

『FACE ME』

美容整形外科医と熱血刑事がタッグを組み事件を解決していくメディカルドラマ『FACE ME』が、映像配信サービス「Lemino（レミノ）」にて配信された。『FACE ME』はこれまで正面から取り上げられなかったK-beautyの世界を本格的に描いたメディカルドラマで、内面のトラウマも癒やす再建整形手術を通じて、人々の偏見の中に隠された整形の裏面を描いている。

ビンタン行きを急かすウジン、しかしジョンウは事故の真相に少しずつ近付いていく

イ・ジンソクと対峙し、揉み合いになるまで争ったチャ・ジョンウは、憔悴しきった顔でバーで1人お酒を飲んでいた。そこに同僚のハン・ウジンが現れ「患者を放置してこんな所で何してる」と叱責するも、思い詰めたような顔をしているジョンウにどうしたのか問うと、「ヘジンの最期が思い浮かんだ」と呟いた。ウジンは外で話そうと言い店から連れ出し、ジョンウの自宅に向かった。

冷蔵庫から飲み物を取り出しながらウジンはヘジンの最期について「お前は事故に遭って3日も眠ってたろ」と話しかけるが、部屋の窓に貼ってある何枚もの写真を見つけ、これは何かとジョンウに尋ねた。ジョンウはこれらが「ジンソクが現れた理由だ」と話し、事件当時、ヘジンの家から出てきたのは自分だと言われた事を打ち明けた。ウジンはバカバカしい、と相手にしない様子だったが、ジンソクの証言と思い浮かんだヘジンの姿が似ている事を告げると、ウジンは警察署で見た現場写真から既視感を持っているだけだと否定し、「犯罪者の言葉に揺さぶられてどうするんだよ」と強く訴えた。ジンソクはウジンに自身の事故について何か知っているかと問うと、その日は学会でシンガポールにいたという。ウジンは続けて、早くビンタンに発ち、もうジンソクとは関わるなとジョンウに助言した。ジョンウが思い出した記憶はただの既視感からなのか、それとも……。

【制作・編集：All About編集部】