ちょっと待った! その不要なハガキや切手が役に立つ 昨年はポリオワクチン52万人分に充当
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書き損じのハガキはつい捨てたくなってしまうが、これが途上国の子どもたちの命を守るために役に立つ。「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(東京)は、家庭やオフィスに眠っている未使用、書き損じはがきや
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書き損じのハガキはつい捨てたくなってしまうが、これが途上国の子どもたちの命を守るために役に立つ。「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(東京)は、家庭やオフィスに眠っている未使用、書き損じはがきや使用済みの切手を回収し、途上国の子どもたちに感染症のワクチンを贈る「はがき・切手回収キャンペーン」を実施している。昨年1年間で集まった支援はポリオワクチン約52万1719人分になっているという。
回収したハガキや切手は、郵便局での切手シートへの交換やコレクターへの売却を通じてワクチンに換え、途上国の子どもたちに贈られる。例えば、85円はがき10枚でポリオワクチン約40人分の支援につながる。故人のコレクションやオフィスの掃除に見つかったものなど、未使用、使用済みに関わらず役に立つ。今年から外国切手の回収も始めている。
ポリオ、はしか、結核などの感染症は、途上国では日常の脅威。1日4000人、20秒に1人の子どもたちが、ワクチンを接種すれば防げるはずの病気で亡くなっている。
<送付先> 〒108-0073 東京都港区三田4-1-9 三田ヒルサイドビル 8F
世界の子どもにワクチンを 日本委員会 はがき回収キャンペーン係
<送付方法> 封筒、ゆうパック、段ボールなどに詰めて送る。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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