偽造マイナンバーカードを製造…ジャーナリストが在日中国人向け闇バイトに潜入!
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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「じっくり聞いタロウ~スター近況㊙報告~」(毎週木曜深夜0時)。12月26日(木)の放送では「絶対に関わってはダメ!急増する“闇バイト”警鐘SP」をお届け!
【動画】偽造マイナンバーカードを製造…ジャーナリストが在日中国人向け闇バイトに潜入!&SNSで実行犯を募集…個人情報を渡してしまうカラクリ
警察庁によると、昨年の特殊詐欺による被害総額は約452億円で、発覚した件数は、直近10年間で最多。犯行グループが手配するのが自分たちと紐づかない銀行口座で、偽名の口座を開設するために使われているのが偽造された身分証なのだが、裏社会ジャーナリストの奥窪優木氏は、その偽造カードを製造する闇バイトに潜入取材をした。去年12月、中国籍の26歳の女性がマイナンバーカードなどを偽造した容疑で逮捕された。女の自宅からは、偽造されたマイナンバーカード9枚、印刷される前の白紙のカード750枚などが押収され、パソコンには約3000件の個人データが見つかったことから、警視庁は多数の偽造カードが流通したと見ている。
奥窪氏は中国系の偽造業者に接触することに。中国語が苦手なため、中国人の協力者とファミレスで業者に接触。指定されたファミレスに現れたのは40代くらいの中国人男性で、奥窪氏は取材協力者とのやりとりを観察。偽造カードは約1万円で売られているそうで、注文してから受け取るまでは3日、製造自体は15分あればできてしまうという。
面接に来た男いわく、偽造マイナンバーカードは一般的な事務用品で作成可能。1枚で約3000円の報酬を得られ、絶対にやってはならないが、作業に慣れて1時間で4枚作れば、約3000円×4枚=時給1万2000円になる。
奥窪氏は、過去にも身分証の偽造集団を取材。今回偽造されたマイナンバーカードにも、かつての取材で奥窪氏が手に入れた偽造カードの顔写真と同じものが使われていたという。以前、詐欺グループは偽造した在留カードを使っていたが、出入国在留管理庁は対策としてICチップを読み取るアプリを公開。そのアプリを使えば、改ざん・偽造されたカードを見破ることができ、精度の低い偽造在留カードを使いにくくなったため、偽造マイナンバーカードの需要が急増したという。
なお奥窪氏が取材したのは、あくまでも在日中国人向けの闇バイトだったが、そんな違法行為に日本人も巻き込まれる危険性が! 道具を用意したり、偽造身分証を用意したりする大元は中国系が大きいが、末端の仕事に日本人を使うそう。以前は、日本人が中国人を小間使いしているパターンが多かったが、いつの間にか立場が逆転。奥窪氏は、小銭で働く日本の若者が増えているのが1つの背景にあると語っていた。
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警察庁によると、昨年の特殊詐欺による被害総額は約452億円で、発覚した件数は、直近10年間で最多。犯行グループが手配するのが自分たちと紐づかない銀行口座で、偽名の口座を開設するために使われているのが偽造された身分証なのだが、裏社会ジャーナリストの奥窪優木氏は、その偽造カードを製造する闇バイトに潜入取材をした。去年12月、中国籍の26歳の女性がマイナンバーカードなどを偽造した容疑で逮捕された。女の自宅からは、偽造されたマイナンバーカード9枚、印刷される前の白紙のカード750枚などが押収され、パソコンには約3000件の個人データが見つかったことから、警視庁は多数の偽造カードが流通したと見ている。
奥窪氏は中国系の偽造業者に接触することに。中国語が苦手なため、中国人の協力者とファミレスで業者に接触。指定されたファミレスに現れたのは40代くらいの中国人男性で、奥窪氏は取材協力者とのやりとりを観察。偽造カードは約1万円で売られているそうで、注文してから受け取るまでは3日、製造自体は15分あればできてしまうという。
面接に来た男いわく、偽造マイナンバーカードは一般的な事務用品で作成可能。1枚で約3000円の報酬を得られ、絶対にやってはならないが、作業に慣れて1時間で4枚作れば、約3000円×4枚=時給1万2000円になる。
奥窪氏は、過去にも身分証の偽造集団を取材。今回偽造されたマイナンバーカードにも、かつての取材で奥窪氏が手に入れた偽造カードの顔写真と同じものが使われていたという。以前、詐欺グループは偽造した在留カードを使っていたが、出入国在留管理庁は対策としてICチップを読み取るアプリを公開。そのアプリを使えば、改ざん・偽造されたカードを見破ることができ、精度の低い偽造在留カードを使いにくくなったため、偽造マイナンバーカードの需要が急増したという。
なお奥窪氏が取材したのは、あくまでも在日中国人向けの闇バイトだったが、そんな違法行為に日本人も巻き込まれる危険性が! 道具を用意したり、偽造身分証を用意したりする大元は中国系が大きいが、末端の仕事に日本人を使うそう。以前は、日本人が中国人を小間使いしているパターンが多かったが、いつの間にか立場が逆転。奥窪氏は、小銭で働く日本の若者が増えているのが1つの背景にあると語っていた。
記事提供元:テレ東プラス
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