父・公康氏とはハグ「すごくよろこんでくれた」 工藤遥加が明かした“自宅凱旋”の様子は…
<ヤマハレディースオープン葛城 事前情報◇2日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6475ヤード・パー72>
先週の「アクサレディス」で、プロ15年目にして悲願のツアー初優勝を果たした工藤遥加は、祝福のメッセージへの返信に大忙し。うれしい悲鳴をあげながら、今週の舞台・葛城へと乗り込んだ。
優勝後の様子も明かされた。家に帰ると、家族全員が玄関でサプライズのお出迎え。プロ野球の西武、巨人などで活躍し、通算224勝を挙げたレジェンド左腕の父・工藤公康氏ともハグを交わし、「すごくよろこんでくれた」と最高の親孝行となった。さらに「LINEに700件」ものお祝いメッセージが届き、2日かけてすべてに返信したという。
2011年8月の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)入会から4991日を要し、念願の勝利。プロテストを経た選手としては鬼澤信子の7242日に次ぐ、史上2番目に遅い初優勝だった。「しばらくは本当に優勝したのか夢かと思って、何回かほっぺたをつねったりしました(笑)」。長年追い求めた1勝の実感を、いまも噛みしめている。
さらに、「先週までだったら、今週の試合にも出られない順番だった。優勝したことで出場権を獲得できたことは本当に大きい」。レギュラーツアーと下部ツアーを行き来する立場のQTランキング51位で開幕を迎えた工藤にとって、この勝利でスケジュールも激変。今は今後の試合に向けての宿探しに奔走中だ。そうした変化も勝利を実感する、ひとつとなっている。
今週のコースについては、「グリーンはスピンがかかりやすいけれど、傾斜が強いので、乗せる場所によっては難しいパットが残ってしまう」と警戒。2週連続優勝の“権利”を手にしているが、浮かれることなく、「結果を気にせず、自分のやるべきことに集中できたら」と、地に足をつけてプレーするつもりだ。
最後に「ギャラリーの人に楽しんでもらえるプレーを心がけたい」と意気込んだ工藤。満開の桜が咲く葛城に、そのプレーで鮮やかな彩りを添える。(文・齊藤啓介)
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