有名美容外科医が炎上 解剖研修で「新鮮な御遺体」「頭部がたくさん並んでるよ」とSNSに投稿 写真には“生首”も映り込む
解剖研修で、遺体の頭部が映り込んだ写真とともに「新鮮な御遺体」「頭部がたくさん並んでるよ」といった文章をSNSに投稿した美容外科医が炎上しています。
献体の頭部を写して炎上
問題となっているのは、美容外科医である「黒田あいみ」(登録者数261人)のインスタグラムとブログの投稿です。
黒田は、ヒアルロン酸やボトックスの注入などを行うアンチエイジングの専門医。テレビ番組の医療監修なども担当しており、著書『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング食事術51』(文藝春秋)は「中田敦彦」(同542万人)のチャンネルでも取り上げられています。黒田は獨協大学医学部を卒業後に東京女子医科大学に入局。複数の美容クリニック勤務を経た後、現在は東京美容外科の沖縄院の院長を務めています。
黒田は22日までにインスタグラムに、グアム大学での解剖研修に参加した際の動画を投稿しました。動画は
(新鮮な御遺体)解剖しに行きます!!
という自撮り映像で始まり、
その後、解剖が行われた部屋と思われる写真とともに、
頭部がたくさん並んでるよ
とコメントしていました。この写真にはぼかし加工が施されていましたが、一部にぼかしがかかっておらず、切断された遺体の頭部が小さく映り込んでいました。
黒田の公式ブログでは12月2日に「いざ解剖研修@グアム!→打ち上げ⭐︎ 」というタイトルで記事が投稿されており、インスタグラムと同様の写真とともに、
今回はfresh cadaver(新鮮なご遺体の解剖)で勉強をしにきていて いつも使っているヒアルロン酸や糸を実際行わせて頂きその後解剖を行います。
と報告されていました。
この投稿が22日までにXで拡散されると、ユーザーからは
やばくね? 医学部生にいくらネットリテラシーの授業しても、その教育を受けてないおじおば世代が結局やらかすんだよな
新鮮な御遺体とか魚みたいに言ったり、遺体をSNSに投稿したりかなりの異常性を感じました
いかにも直美な経歴でこんなことして余計に美容整形の医師の心象を下げる愚行
というか、医師全体への風評被害ですらある
といった批判の声が続出しました。
美容外科医の麻生泰が謝罪
こうした事態を受け、東京美容外科の統括院長で、同クリニックを展開する医療法人社団東美会の理事長である「麻生泰」(同22万人)が22日にXを更新。
大変申し訳ございません。主催者の1人としてお詫びします。
と謝罪しました。麻生は続けて、
ただ、解剖をする事は外科医にとって、とても重要な意味を持ちます。
臨床に携わる医師が解剖する事は、学生時代との解剖とは違い、患者さんに直結して還元できる事が大きいです。
腕の良い外科医を作るうえではなくてはならないものだと考えています。
全ては患者さんの利益になる事だと考えます。
この写真は、アメリカで解剖している事ですので、日本ともルールが異なります。
と訴えました。しかしこの投稿にも
アメリカではご遺体をSNSに晒しても問題ないというご認識で?
アメリカでは献体していただいた故人様を、ぼかし付きとは言え晒し者にして遊ぶのが許されるということなのですか?
といった、批判の声が多く集まっています。
なお、黒田の投稿は23日までにインスタグラム、ブログともに削除されています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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