森香澄“まりも”と金子ノブアキ“修”、愛人関係になるきっかけが明らかに「よかったら、食事でも行きませんか」<情事と事情>
倉科カナが主演を務めるドラマ「情事と事情」の第3話が12月19日に配信された。第3話では、まりも(森香澄)が愛里紗(倉科カナ)の夫・修(金子ノブアキ)と愛人関係になるきっかけとなる出来事が判明。特にまりもの心情が丁寧に描かれた回となった。 (以下、ネタバレを含みます)。
「幼稚なおじさんの恋愛ごっこ」のはずが…
同ドラマの原作は、小手鞠るいによる同名小説。7人の男女がそれぞれ抱える事情が複雑に交錯し、やがて意外なつながりを見せていく、“情事と事情”が絡み合う大人の恋愛群像劇だ。
倉科は、裕福な家庭の娘として生まれ、装幀家としても活躍する主人公・結城愛里紗。また、双子の妹・島崎英里華も演じる。ほか、自分を律し過ぎているフリーライター・中条彩江子役をさとうほなみ、カメラマンとして独り立ちするために売り込み中の世良晴人役を佐藤寛太、フリーターとしてホテルのティーラウンジでピアノを弾いている玉木まりも役を森香澄、恋人の営むバーでピアノを弾きながら気の向くままに暮らしている佐藤玲門役を寺西拓人、愛里紗の夫で、まりもと愛人関係にある結城修役を金子ノブアキ、ピアノバーの経営者バーテンダーで親子ほど年の違う玲門の恋人・水無月流奈役を真飛聖が務める。
ただの“愛人”で終わるつもりはない?「余裕で私の勝ちなんだけど」
第2話で修との付き合いを「幼稚なおじさんの恋愛ごっこに付き合ってあげてるだけ」「楽しく遊んで、なおかつ、お金までもらえる。こんな合理的なサービス業、ほかにある?」と友人に語っていたまりも。
もともとは、修と同じ会社に勤めていて、専務である修に直属上司のセクハラを訴えたことが付き合いのきっかけに。礼を言った修が「よかったら、食事でも行きませんか」と差し出した手を、まりもは驚きつつもつかみ、会社を辞めて、まりもいわく「だらだらと、だらしない生活」が始まった。
恋愛にはドライなスタンスだが、「結婚はいいぞ」と言ってきた修の上着にピアスを秘密裏に入れて挑発しようとしたり、愛里紗のことネットで検索して画像を見つけ「余裕で私の勝ちなんだけど」と毒を吐いたり。そして、「空いてるか」と連絡が入れば、友達との約束をキャンセルしてでも向かうのだ。
その修は浮気をしながらも、愛里紗のことを妻でありながらミステリアスな“落とせない女”として引かれている。危うい事情が絡まり合う。
森はテレビ東京退社後に俳優として躍進中
第1話に続くベッドシーン。第3話では、修に「やってみたいことがあるんだ、試していい?」と頼まれ、まりもは下着で両手を縛られたまま抱かれた。その後、修が渡した“お小遣い”を確認して「ボーナスついてる」と、まりもはほほ笑んだが、次第に表情が暗くなった。
まりもを演じる森は、テレビ東京のアナウンサーとして活躍し、2023年3月末に退社。俳優業に進出し、2024年は「伝説の頭 翔」(テレビ朝日系)や「3年C組は不倫してます。」(日本テレビ系)などに出演している。
今作が「初めてのラブシーン」で、大胆なチャレンジを見せつつ、インタビューでアピールしたのは「まりもの感情の移り変わりを頑張って表現した」ということ。この第3話でも、“サービス業”と割り切ろうと自分に言い聞かせているような心の揺れを垣間見せることに成功していた。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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