250ヤードのパー4では“豪快1オン”に成功 西郷真央はナイスカムバックも「いまひとつな3日目」
<Danaオープン 3日目◇20日◇ハイランド・メドウズGC(オハイオ州)◇6555ヤード・パー71>
前半の6番までに3つのボギーを叩いた西郷真央だったが、見事なカムバックを果たした。7番で2メートルのバーディパットを沈めると、250ヤードに設定された9番パー4では手前から転がしたボールで1オンに成功。イーグルパットは惜しくも外れたが、楽々のバーディで流れをつかんだ。
ラウンド後に応じた大会を中継するWOWOWのインタビューでは、「前半はなかなか思うようなプレーにならなかったけど、途中でスコアを戻すことができた。ショットは途中から修正できたし、そこは評価できる」と一日を振り返った。
朝の練習からあまり感触の良くなかったショットだが、体が動くようになるにつれてキレが戻っていった。結果的にパーオン数も15回を数え、チャンスも次々とやってくる。そのなかで後半は12番で4メートルほどのパットを沈めるなど、グリーン上のプレーもかみ合っていった。「もったいないパットももちろんあったけど、決めたい距離はしっかり決められた。バーディを取ったという意味では評価できる」と前向きにもなれる。
とはいえ、最終18番はそんな流れに水を差すボギーが来てしまい、順位もスタート時の5位からトータル8アンダーの12位タイまで後退。満足度が高いわけではない。「上位が伸ばすなか足踏みしている状態で、いまひとつな3日目だった」。あすは首位との8打差を追う一日になる。
「ショットは中盤以降、思った通りに打てた。それを最終日も生かして、あとはパッティングを決められよう頑張りたい」。6月の「KPMG全米女子プロ」(7位)、続く2人1組のチーム戦「ダウ選手権」(8位)で連続トップ10入りするなど状態は上向き。今季のベストフィニッシュに期待したい。
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