4戦ぶりの決勝をプレーする吉田優利が『68』で浮上 リシャッフルまであとわずか「伸ばし続けないと」
<Danaオープン 3日目◇20日◇ハイランド・メドウズGC(オハイオ州)◇6555ヤード・パー71>
50位からスタートした吉田優利が、5バーディ・2ボギーの「68」と3つ伸ばし、トータル4アンダー・31位タイで最終日に向かう。ラウンド後に応じた大会を中継するWOWOWのインタビューでは、「きょうは(チャンスの)バーディパットを打つ回数も多くて良かった」と、その要因を振り返った。
パーオン数は13回で、パット数も28と安定。「もちろん長いのも残ったけど、5メートル以内のパットを打ち続けられた」とストレスなく18ホールを終えることができた。悔やむのは、前日に続きパー5が並ぶ17番、18番でバーディが奪えなかった点。「本当に悔しい。詰めが甘くならないように頑張りたい」と、ここが伸びしろにもなる。
米国ツアー参戦1年目の今年は、この大会前まで8試合に出場し最高位は50位。うち予選落ちは5試合で、この試合が4試合ぶりの決勝ラウンド進出と苦しい時間を過ごしてきた。そのなかで今季最高順位更新も目前だ。
シーズン中に優先出場順位が変わる第2回リシャッフルまで、この試合が終わると残りは来週の「CPKC女子オープン」、再来週の「ポートランドクラシック」と2試合しかない。そこに向けても、とにかくポイントを稼いでおきたいところ。「あとは伸ばすだけなのでいきたい気持ちはやまやまだけど、パットもショットも集中しないといけないところが多くて、難しいなかでのラウンドだった」。ただ攻守のバランスはしっかり保ち、冷静にプレーは続けていく。
「あしたも伸ばし続けないといけない。ゴルフ自体は悪くないので、いいマネジメントをしたいなと思います」。終盤戦に向けても、ここがひとつの正念場になる。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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