秋のGⅠ戦線初戦【スプリンターズS】で過去10年3着以内すらない「死の馬番」に入ってしまった不幸な馬とは!?
今週末は3歳牝馬クラシック、最後の1冠「秋華賞GⅠ」が京都競馬場で開催される。
当然、注目が集まるレースなのだが、その日は全レースが終わった後に東京競馬場で未来のGⅠジョッキーが誕生するかもしれないレースが開催される。
そのレースとは全国ポニー競馬選手権「第14回ジョッキーベイビーズ」の決勝大会である。
そもそも「ジョッキーベイビーズって?」という方々へ簡単にご説明しましょう。
JRAが乗馬の普及と馬術振興・発展の取り組みの一環として、乗馬に取り組む子供たちの励みや目標になるのを目的として2009年から始まった大会です。
全国7地区で予選が行われ、出場年齢資格の小学校4年生から中学校1年生の子供たちが予選を戦い、勝ち抜いた子供が東京競馬場で決勝を争います。
さすがにサラブレットでの競走とはいかないので、馬の高さ125cm以下のポニーに乗っての競走となります。ちなみに、残念ながら馬券の発売はありません…。
これまで、2009年から2023年までにコロナ禍を除く13回開催されています。
この「ジョッキーベイビーズ」の決勝に出場した子のなかから、実際に中央、地方、海外でプロの騎手になったのは15名というのだから驚き! ある意味、騎手になるための登竜門的なレースになってきている。
ジョッキーベイビーズから騎手になった者を紹介すると、JRAだと第1回出場の木幡巧也をはじめ、斎藤新、菅原明良、松本大輝、角田大和、横山琉人、永野猛蔵、小林勝太、佐藤翔馬が出場している。
地方ジョッキーとしてデビューしたのが、永井孝典、後藤蒼二朗、佐藤雄真、佐野遥久。
海外でデビューしたのが福元大輔、木村和士である。
このように、多くのプロ騎手が後に誕生している「ジョッキーベイビーズ」。
今年は、10月13日の東京競馬場で全レース終了後に開催される予定である。
そのため、12レースが終わったからといっていつものようにすぐに帰ることなく、未来のジョッキー達の雄姿を目に焼き付けよう!!
記事提供元:ラブすぽ
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