クコの実は栄養豊富で美容におすすめ!ドライフルーツで食べてキレイに
更新日:
世界三大美女の一人・楊貴妃が愛したアジアの美容食材「クコの実」。管理栄養士の松田さんによると、ドライフルーツで食べるのがイチオシなんだとか。ポリフェノール豊富な「クコの実」の魅力や食べ方、適量、おすすめのドライフルーツ商品なども教えていただきました。
イチオシスト:松田 真紀
管理栄養士。日本抗加齢医学会認定指導士。株式会社バードワークス代表取締役。自ら18才から15年以上20kgの体重増減、摂食障害に。苦しいダイエット生活の末辿り着いた「仲間との楽しいお酒と食事」が「無理しない、簡単なダイエット法」として好評を博し、300以上の施設団体など多方面で活躍中。著書『居酒屋ダイエット』も好評発売中。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
クコの実は、「ゴジベリー」とも呼ばれる赤い果実。美容に優れているとされたため、世界三大美女のひとりである楊貴妃が毎日欠かさず食べていたという言い伝えも有名です。原産地は中国が中心で重宝されてきました。
美容グルメの豊富な台湾でも注目されている「クコの実」は、美容のために取り入れるならドライフルーツがイチオシなんです。実際にお土産としても重宝されているそうです。
杏仁豆腐の上に、おまけのように乗せられた赤い実が「クコの実」、 これがアジアンフードブームもあり、参鶏湯などの美容メニューでよく見かけるようになってきました。
スーパーのドライフルーツや中華食材の売り場で、手軽に購入できるようになってきた今こそ、食生活に取り入れてみてはいかがでしょう?
クコの実はポリフェノールが豊富!栄養もベリー類トップクラス
クコの実はポリフェノールが豊富で、ベリー類の中でもトップクラス。美容・健康に期待が持てますね。そしてもうひとつ注目したいのが、特徴的な2つのアミノ酸「L―グルタミン」「L-アルギニン」と「セスキテルペノイド」です。
さらに、各種ポリフェノールやビタミンB1、美容に欠かせないビタミンC、リノレン酸、ミネラル、微量元素など人間の健康を支える栄養分を含んでいるのも高ポイント。このように、まさに美を意識する女性にぴったりの食材です。
栄養を丸ごと摂取できる「ドライフルーツ」がおすすめ
クコの実を食べるなら、ジュースよりも、ポリフェノールや食物繊維など栄養素を丸ごと食べられるドライフルーツがおすすめ。クセがなく、大きさもレーズン大で食べやすいですし、ジュースよりも腹持ちが良く、ヘルシーなおやつとしても取り入れやすいはず。また、シリアルやヨーグルト、デザートに入れて食べたり、参鶏湯などの料理まで幅広く使えます。
クコの実を食べるタイミングを伝授! 夕食のスープやホットヨーグルトにも高相性
果物の中でも比較的糖質が低いベリー系なので、夕食でもOK。温かいスープやおかゆなどに加えるのもおすすめの食べ方です。夜のホットヨーグルトにプラスしてもいいですね。少しふやかすことで、自然な甘さと食感がプラスされてアクセントになります。
ただし、スーパーフードは多量摂取はお勧めできません。一度に食べる量は10粒程度で十分。食べ過ぎには注意しましょう。
クコの実は妊婦や授乳中・胃腸の弱い方には注意
スーパーフードであるクコの実ですが、体の状態によってはよくない可能性があるので注意したいもの。特に、妊婦や授乳中の方はイエローカード。クコの実に含まれているベタインの作用に懸念があります。念のため、妊娠中から授乳中は食べるのを控えましょう。
また、胃腸の弱い方も要注意です。また食物アレルギーがある方や、低血圧、薬を服用している方も、医師に相談してから摂取してください。
続いて、ドライフルーツタイプの中から、おすすめのクコの実をご紹介します。
NaTruly「オーガニック ゴジベリー」
有機JAS認定された大粒のゴジベリー。おやつとしてそのまま食べるのにぴったりです。また、シリアルに入れたりスープに加えたりすると、水分を含んで膨らみ、満足感がアップします。DATA
NaTruly┃オーガニック ゴジベリー
内容量:100g
美容分野で特に高く評価されているクコの実。ドライフルーツなら、毎日でも手軽に食べやすいのでおすすめです。食べるタイミングやその日の体調に気をつけて、摂取してくださいね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。 実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。 また、全ての方への有効性を保証するものではありません。