恋愛を禁じられた“神の子”が恋をした…カリスマ性あふれる難役に挑む原菜乃華インタビュー:るなしい
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イチオシスト
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カルト的人気を誇る漫画を映像化、ドラマ「るなしい」(毎週木曜深夜24時30分)。 “神の子”として信者ビジネスを統べる主人公・郷田るなを演じる原菜乃華さんにインタビュー。恋愛を禁じられた“神の子”るなが、初恋の人に失恋し、復讐のために信者ビジネスに陥れる――難しい役を、どのように表現するのか!?
【動画】宗教純愛サスペンス「るなしい」見どころ紹介
「るなを演じたい」と強く思った

――原さんは「原作を読んで、自分が演じるということを意識せず一人の読者として物語に没入した」とコメントされていますが、原作のどんなところに魅力を感じましたか?
「今まで読んだことのない題材を描いていて、先の展開もまったく読めず、とても面白く没入して読みました。るなが圧倒的な存在じゃないところもいい。強烈なキャラクターが出てくるお話は、そのキャラが全能で“すべて彼女の手のひらの上でした”という展開も多いですが、るなは“神の子”として持って生まれた才と、良くも悪くも“幼さ”が共存しているキャラクターだと感じました。
るな以外の登場人物も、自分の欲望に忠実なあまり人に執着したり、いろいろ抱えながらも真っ直ぐ生きている姿が印象深くて。共感したくないけど共感してしまう、自分の嫌な面を再認識させられる、そんな感覚になる、今までにない物語です。とても難しい役ではありますが、人間味のあるるなを演じてみたいと強く思いました」
――難しい役と感じたるなを演じる上で大切にしていることは?
「るなは無垢な人で、欲しいと思ったものは絶対に手に入れようとします。その真っ直ぐさと、執着や頑固さを大事にして演じています。カリスマ性と、10代の女の子らしい感情を併せ持っているので、どちらをどれだけ表に見せるかという塩梅に気を付けて、日々模索しながら頑張っています」

――るなに共感する部分はありますか?
「“神の子”として育てられてきたるなは、“自分は神の子である”ということに自分のアイデンティティを築いてきた子。私自身は、物心ついた時からお芝居をしているので、自分のアイデンティティは“お芝居”にあると思っています。そういう点で、るなの心境がなんとなくわかる気がするし、共感できる部分は少なからずあります」

――“神の子”であるるなは恋愛を禁じられていますが、学校の人気者ケンショーに恋をし、失恋し、復讐としてケンショーを信者ビジネスに引き込んでいきます。ケンショーを演じる窪塚愛流さんの印象は?
「窪塚さんは、漫画から出てきたような再現度で、まとうオーラや世界観をしっかり捉えていらっしゃるのだと感じます。普段の窪塚さんは真っ直ぐで穏やかで礼儀正しい方。それでいてフランクで親しみやすさもあって、不思議な魅力をお持ちの方だなと思います」
――原作の再現度で言うと、原さんもヘアスタイルなど原作のるなが抜け出したかのようです。
「うれしいです! 髪は原作に近づけて、色を染め直して切りました」
――ケンショーをはじめ、いろんな人がるなに魅入られていくのですが、るなに惹かれてしまう感覚をどう思いますか?
「その感覚、わかりますね。るなは、相手が欲しい言葉をかけてくれる人で、“この人についていったら大丈夫”と思わせるオーラがあって。“神の子”として育てられた影響もあるでしょうが、生まれながらに人の心をつかむ才能を持って生まれてきた子で、だからこそ周りから浮いてしまうのではないかと思います。
るなのやっていることが正しいか正しくないのかといえば、正しくないことなのかもしれません。ただ、るな自身には人を幸せにしたいという信念があって、その人にとっていいことだと思って自分を貫き通しているのがカッコいいと思います。この作品を通じて、私もるなに心酔していくような感覚になりました」

今夜スタート、ドラマ「るなしい」(毎週木曜深夜24時30分)第1話は?
第1話
「火神の子」として育てられた女子高生・郷田るな(原菜乃華)は、祖母のおばば(根岸季衣)が営む鍼灸院で、自分の血が入ったモグサを使い「自己実現」を売る…いわゆる信者ビジネスを統べていた。その背景ゆえ、学校では孤立していたが、ある日、いじめから救ってくれた学校の人気者・成瀬健章(窪塚愛流)に恋をしてしまう!しかし、”神の子”に恋は許されない―恋か、信仰か…?前代未聞の美しくも残酷な宗教純愛サスペンス、開幕!
明日公開のインタビュー【後編】では、「おはスタ」おはガール時代の思い出や、俳優の仕事への思いを聞く。

【プロフィール】
原菜乃華(はら・なのか)
2003年8月26日生まれ。東京都出身。2009年、子役デビューし、「ピラメキーノ」、「おはスタ」(ともにテレ東)などに出演。アニメーション映画「すずめの戸締まり」(2022年公開)のオーディションで1700人を超える中から声優初挑戦で主人公役に選ばれ、演技が高く評価される。大河ドラマ「どうする家康」(NHK)、初主演ドラマ「こむぎの満腹記」(テレ東)、映画「ミステリと言う勿れ」(2024年公開)、連続テレビ小説「あんぱん」(NHK)など話題作に多数出演。映画「5秒で完全犯罪を生成する方法」‘2026年秋公開予定)など出演作が控える。
Instagram:@nanoka_hara_official
記事提供元:テレ東プラス
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