多機能すぎるの疲れた人へ。コレ、効率もデザインも優勝でした
イチオシスト
記事中画像撮影:筆者
バッテリー機能、もっと集約できたらな…。

キャンプ用のLEDライトや扇風機などの電化製品、最近は多くのアイテムが、バッテリー内蔵型の充電式ですよね。
一方で、スマホの充電用などに使うモバイルバッテリーも、ほとんどの人が持っている時代。
でもこれって、自宅にあるバッテリーの総数で考えると、すごくムダが多い気がしませんか?
ふだん使いもできるヤツ見っけ!

そんなモヤモヤを抱えていた筆者ですが、最近、ナイトコア「21700 インテリジェント バッテリーシステム」を発見!
コンパクトなバッテリーに、脱着式のLEDライトとUSBポートのパーツが付属。これなら、キャンプではLEDライトに、普段はモバイルバッテリーとしてシームレスに使い回せそう……。
というワケで、実際に使って詳しくレビューしていきます!
インテリジェント バッテリーシステムNITECORE

「インテリジェント バッテリーシステム」ってどういうこと?
シンプル&ミニマルなセット

外箱から出してみると、スポンジ入りの透明なプラケースの中に、”みっしり”とパーツが収まっていました。この「丁寧だけどムダのない感じ」、ガジェット好きにはグッときませんか?

セット内容は、充電池型のバッテリーと、それに装着して使うLEDライトのアタッチメント、出入力用のUSBポートを備えたアタッチメントの3点。
いずれも、装飾どころか操作系のボタンすら見当たらず、シンプルかつミニマルな形状。削ぎ落とされたソリッドなデザインに、所有欲が満たされます……!
5,000mAhの専用バッテリー

1つずつ、詳しくみていきましょう。こちらの「NL2150HPi」は、「21700 インテリジェントバッテリーシステム」専用のバッテリーです。
約直径2.19×高さ7.67cmと、リップクリームをひと回り太くしたサイズながら、5,000mAhの大容量。

筆者がふだん持ち歩いているモバイルバッテリーと同じ容量なので、スマホならフル充電約1回分に相当します。
USBポートアタッチメント

そして2つ目が、天面とサイドに2種のUSBポートを備えたアタッチメント、「MPB21 マグネティック パワーバンク」です。
これを装着すれば、Micro USBポートからはバッテリー「NL2150HPi」への入力を、USB Type-Aポートからは他デバイスへの出力が行えるようになるというもの。
ライトアタッチメント

3つ目は、「ML21 マグネティック ライト」。
バッテリー「NL2150HPi」に装着すれば、LEDライトとして使えるアタッチメントです。
マグネット装着式がスマート

そして、どちらのアタッチメントも名前に「マグネティック」と付く通り、バッテリー「NL2150HPi」への装着は、内蔵されたマグネットでポンとくっつけるだけ。
磁力もかなり強力で、1cmほどの距離に近づけると自然にくっつきます。面倒な連結作業や結合パーツなどもなく、総じてスマートなシステムですよね。
まずはバッテリー機能をチェック
バッテリーを充電

バッテリー「NL2150HPi」の+極側へ、「MPB21 マグティック パワーバンク」を装着し、サイドのMicro USBポートから充電開始。
入力時の電圧/電流は5V/2Aと、ごく一般的なモバイルバッテリーと同じレベル。
こんなに小さいのに、電池残量が少ないときは青色インジゲーターが点滅、フル充電完了時は赤色インジゲーターが点灯し、目視可能なのが優秀です。
スマホの充電に使ってみる
室内で卓上に置いて

フル充電が完了したので、モバイルバッテリーとして、スマホの充電に使ってみます。出力時には、天面のUSB Type-Aポートを使用。充電中は青色インジケーターが点灯します。
出力時の電圧/電流も5V/2A(MAX)と記載があるので、バッテリー容量が5,000mAhのスマホをフル充電するには、2.5〜3時間かかる計算になります。(急速充電非対応のケーブル使用)
筆者のiPhone12では、10分間で電池残量が6%増加。おおむねスペック通りと言えますね。
出先でポケットに入れて

お次は、ポケットに入れて持ち出してみました。

リップクリーム感覚のコンパクトさ、かつ、たったの75.5gなので、ポケットに入れたままスマホを充電してもノンストレス。
小さいサコッシュなどの軽装のときや、出先で使うか分からないときでも、とりあえず持って行くチョイスが可能なのが便利です。
インテリジェント バッテリーシステムNITECORE

ライトとしての使用感はどうか?
スペック的にはどんな感じ?

ML21 マグネティック ライト
- ⚫︎明るさ:80ルーメン
- ⚫︎色温度:4000〜4500K
- ⚫︎点灯時間:19時間
- ⚫︎照射距離:12m
公式サイトの商品ページに記載されていた、「ML21 マグネティックライト」のスペックは上記の通り。

撮影:編集部
ゴールゼロ ライトハウス マイクロ
- ⚫︎ランタンハイモード最大時
- 明るさ:150ルーメン
- 点灯時間:7時間
- ⚫︎ランタンローモード最大時
- 明るさ:75ルーメン
- 点灯時間:15時間
ゴールゼロの最大明るさ150ルーメンには劣るものの、80ルーメンで19時間というスペックは、スタミナ的には2泊3日のキャンプでも十分な実用性があるレベルと言えそうです。
関連記事:コスパ最強と名高い「GOAL ZERO(ゴールゼロ)」のこのLEDライト知ってる?
実際に点灯してみると…
点灯してみた印象は、「まぶしい!」。
明るさの数値的には80ルーメンなのですが、ちょうど白色グローブ(ホヤ)の底面にLEDチップが上向きに配置されているせいか、光源を直視できないレベルです。
それもそのはず、取り扱い説明書にも「目にダメージを与える可能性があるので、光源を直接見ないでください。」とありました……。
明るさ比較

*画像左側が「ML21 マグネティック ライト」、右側が「ミニマライト 2.0」
スティック形状が似ている、5050WORKSHOP「ミニマライト 2.0」と比較もしてみましたよ。
「ミニマライト 2.0」は中モードの100ルーメンに設定。「ML21 マグネティック ライト」が20ルーメン暗いのですが、キャンプで卓上に置いて、近い範囲を照らすには十分すぎる明るさです。
前方を照らす

*画像左側が「ML21 マグネットライト」、右側が「ミニマライト2.0」
ミニマライトと大きく差が出てしまったのが、光を集約してスポットで照らせる「フラッシュライト機能」がないところ。
「ML21 マグネティック ライト」は白色グローブが光を全方向に拡散。夜間のトイレなどで足元や前方を照らすには効率が悪く、終始目にもまぶしい感じでした。
一時的に消灯するときは…

そして、ちょっと気になったのが、ライトを一時的に消灯したいとき。
就寝時など長時間消灯するなら、バッテリー「NL2150HPi」の+極側から「ML21 マグネティック ライト」を外し、付属ケースに入れればいいのですが……。
短時間だけ消灯したいときに、いちいちケースに入れるのも面倒。とはいえ、小さなパーツだけに、外しっぱなしでは紛失のリスクも。

そんなときは、バッテリー「NL2150HPi」の−極側にポンとくっけておけばOK。
同時に、「MPB21 マグネティック パワーバンク」を+極側にくっつけても、40秒経過すれば青色インジケーターが消え、自動的に休止モードに入る点もよく考えられています。
吊るしてみたらもっと便利に!

*画像は「ミニマライト2.0」
そのシンプル形状ゆえに、バッテリーとしての汎用性が高い「21700 インテリジェント バッテリーシステム」。
一方で、フックなどのパーツもないので、ハンズフリーや吊るして使うなど、ライトとしての携行性や汎用性は今ひとつという印象が否めません。
また、LEDチップが上向きでまぶしいのも、頭上へ逆さに吊るせたらかなり軽減しそう……。

*画像は車内のルームライトを全てOFFにした状態
と考えた筆者、試しに自宅にあったマグネットフックを装着し、車内で目線より高い位置に吊るしてみました。
すると、めちゃくちゃ明るいのにまぶしくない! ソロ用の小さめテントなら、メインランタンとしても十分通用するレベル。
シリコンバンドとマグネットで、フックのないアイテムにも装着できる、八幡化成「ボタンスリング」なんかと組み合わせれば、設置のバリエーションはもっと高まりそうです。
ボタンスリング八幡化成

関連記事:【S字フック、カラビナでも無理だった…】わずか8g「第3の吊り下げギア」が車・キャンプで超便利→即リピ買い!
気になったのはこんなところ
USBポートの蓋&防水性能ナシ

LEDライトとしても、モバイルバッテリーとしてもなかなかの使用感だった「21700 インテリジェントバッテリーシステム」ですが、いくつか気になった点も。
1つ目は、USBポートに蓋が付いていないところ。防水防塵性能も特に記載がないため、やはりアウトドアシーンで使うとなると、故障のリスクが懸念されます。

また、+極側にくっつけた状態でライト側を上にして立てた場合、テーブルに水分や汚れが付着していると、USB Type-Aポートに入り込む可能性があるので注意したいところ。
強力磁力の影響に注意

最後にもう1点。「ML21 マグネットライト」も「MPB21 マグネット モバイルバッテリーバンク」も、磁力の強いマグネットを内蔵。
脱着がとてもスムーズなのが魅力なのですが、スマホやクレジットカードなど、磁力の影響を受ける可能性がある機器はすぐ側に置かないなど、注意が必要です。
商品ページ画像と仕様が異なる

出典:Amazon
実は、Amazonの商品ページの画像と、実際に筆者の手元に届いた現物とでは、「MPB21 マグネティック パワーバンク」の仕様が異なっていました。
商品画像ではUSB-AポートとMicro USBポートが、それぞれ別のパーツに分かれています。離脱を防ぐパーツ下部の爪のようなパーツもなく、フラットな形状。
現物の方が機能的に優れており、おそらく、商品画像モデルのアップデート版が現物なのだと思うのですが……。あくまで推測に過ぎないため、購入時には注意が必要です。
シンプル&ミニマルなシステムで、バッテリーのムダ無しに

潔いほどシンプル&ミニマルなデザインゆえ、普段もモバイルバッテリーとして兼用でき、ライトとしてのスペックも十分だった「21700 インテリジェント バッテリーシステム」。
フラッシュライト機能がない点や、吊るせるパーツがないという欠点もありますが、シンプルだからこそ、マグネットフックなどでカスタマイズできる幅が広いとも言えます。
「ライトとしての実用性があれば、マルチじゃなくていい」「自宅にバッテリーがどんどん増えていくのが嫌だ」という人には、最適解と言えるアイテムだと思います!
インテリジェント バッテリーシステムNITECORE

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記事提供元:CAMP HACK
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