日本在住の中国人YouTuber、中国の都会の中学で受けた差別といじめを告白 「地獄の3年間」「牢獄」

イチオシスト
日本在住の中国人YouTuber「マイティー・ポー」(登録者数29万人)が中学校時代に都会の学校で受けたいじめや差別の経験を告白しました。
中国に帰国中のポーちゃん
マイティー・ポー(以下ポーちゃん)は、錦糸町をこよなく愛し、日本のサブカルチャーや在日外国人とのコラボを通じて日本の魅力を発信しているYouTuberです。今月2日に公開した動画の中で、ポーちゃんは7年ぶりに中国に帰国。地元・潮汕の急速な発展ぶりに驚く姿や、広々とした実家の様子などが反響を呼び、現在までに180万再生を超えています。
30日、ポーちゃんは「20年前、私を苦しめた中国のいじめと差別を全部晒します【中国】」と題した動画を投稿。自身が通っていた中学校を訪れ、当時の思い出を語りました。
冒頭ではテロップで「母国に絶望して今の彼になった話 彼が差別といじめを受けた都会の中学校へ」「この動画はただの復讐 消されてもいいから絶対見て拡散してほしい」と表示され、ポーちゃん本人も「正直発散です」「98%自己満です」と、過去を清算するための動画だと前置きます。
元々地元の中学に通っていたポーちゃんは、車で40分かかる都会の中学校に突然転校させられたとのこと。平日は学校の寮で過ごし、週末のみ自宅に帰るという生活を送ったそうです。中学は校則が非常に厳しい上、携帯は3年間没収、外部からの飲食物は持ち込みが禁止されていたといい、ポーちゃんは「地獄の3年間」「牢獄だよ」と振り返りました。
動画では中学校前に到着したところで、いきなりトラブルが発生。1カ月前に撮影許可を取っていたにもかかわらず、門番に撮影を拒否されてしまい、急きょ恩師に連絡。4〜5時間かかってようやく中に入ることができました。ポーちゃんによると、門番は当時とは別人ではあるものの、昔からいじわるだったそうで、親が生徒へ届けた食べ物を食べてしまうこともあったといいます。
「田舎者」としていじめや差別を受けた3年間
ポーちゃんは転校初日から、「都会のヤンキー」たちにからまれたほか、クラスメイトからも「田舎者」としていじめや差別を受けたそうです。
ある日、ポーちゃんが遅刻して教室に入ると、クラスメイトのお金を盗んだ疑いをかけられたのだとか。否定するも信じてもらえず、カバンを確認されて無実が発覚したものの、疑ったことへの謝罪などは一切なかったといいます。
また、クラスメイトがメガネをなくしたとときには、寝ていたにもかかわらず濡れ衣を着せられ、イスを蹴られたそう。ポーちゃんがイスを投げて反撃すると、生徒たちに体を押さえつけられ、クラス中から罵声を浴びられたといい、ポーちゃんは「キレて、ドア殴って帰った」と振り返りました。
他にも、テストの点が悪くて泣いていたクラスメイトを慰めたところ「田舎者に何がわかるんだよ」と突き放されたり、消しゴムを拾ってあげたクラスメイトに「いいよ。俺の靴舐めなくても」「媚売らなくて」と言われたことなど、差別された経験を語りました。
さらに、初恋の女の子と手を繋いでいるのを目撃され、翌日に先生から「こういうことはないように。うちの学校は恋愛禁止」とクラス全員の前で「公開処刑」されこと、自身の父親が教頭に「賄賂」を渡すところを目撃したこと、食堂の料理にヤモリの尻尾やゴキブリの脚が入っていた事件など、さまざまなエピソードを語ったポーちゃん。
こうした出来事をきっかけに、ポーちゃんは「なんでこういう学校になった? この学校は誰が作った?…中国やん」といった思考をするようになったのだとか。「地元以外の中国人、全員敵だとこの瞬間から思った」と打ち明けました。
日本は「クソ優しくて」驚く
日本を来る際には、当初「絶対これ以上の差別といじめがくると思った」というポーちゃん。しかし予想とは裏腹に、日本の学校では「みんなクソ優しくて」と驚いたとのこと。「そのギャップもあって余計日本好きになったんだよね」と日本を好きになった理由を語りました。
最後には「この動画撮れてよかったな」と振り返り、「もっと多くの人にいじめられた過去、差別された過去を知ってほしい」と話します。この動画は「自分のために撮った動画」だとしつつも、「今もしいじめされてる子」がいれば「一番いい方法は大人たちと相談してほしい」と伝えました。
さらに、子どもを持つ年齢の視聴者に向けては
お子さんとかね、ちょっといい学校送りたいとかそういう方いるかもしれないんだけど、本当に子どもの意見とかちゃんと聞いてほしい。何が欲しいかとか、ちゃんとマジで聞いてあげてほしい。(中略)親だけはね、子どもの話を聞いてほしい。
と訴え、子どもたちにも「言語化して親に伝えたほうがいい」「味方は本当に親だけだから」と呼びかけました。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
