偽装請負疑惑で炎上のLevela駒居康樹がYouTubeで釈明 「ゴキブリ以下」発言は謝罪

イチオシスト
SNS教育事業を手がける株式会社Levela代表取締役の「駒居康樹」(登録者数2400人)が、偽装請負疑惑をめぐる一連の炎上について、YouTube動画で釈明しました。
炎上の経緯
事の発端は3月11日、駒居がXに投稿したシンガポール旅行の報告でした。「3泊で1500万円使いました」「50人のスタッフを連れて、シンガポールへ行ってきました。旅費はすべて会社負担です」という内容に対し、スタッフ600人超を擁しながら厚生年金の被保険者数がわずか1名であることが判明。「正社員ゼロの会社が社員旅行とはどういうことか」「偽装請負ではないか」との批判がX上で殺到しました。
疑惑に拍車をかけたのが、社内で使われていた「正社員的」な表現の数々です。旅行に参加したスタッフが「Levela社員旅行2日目」と投稿していたほか、営業統括を名乗るスタッフの自己紹介には「入社2ヶ月で月120名集客」と記載されていたことが発覚。さらにスタッフを「新入社員」と紹介したり、所属を「営業部」と表記するなど、業務委託契約にはそぐわない雇用関係を想起させる表現が随所に見られることが指摘されました。駒居自身が過去に出した人材募集でも「渋谷に通える方(引越し支援あり)」「フルフレックス制度」「福利厚生」「社員旅行」「採用」といった文言が並んでおり、形式上は業務委託としながら実態は雇用に近いのではないかという疑念が広がりました。
これに対し駒居は、批判者を「ゴキブリ以下」と表現する投稿を行い、炎上はさらに拡大。3月14日には自社が「役員および自立した個人事業主によるギルド型組織」であると反論しました。3月15日には再び長文で釈明をするとともに、「SNSで人が死ぬ理由が理解できた」と心境も吐露していました。
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動画での釈明内容
3月20日に公開された動画は約11分間。「迫佑樹」(登録者数1万人)が運営する「スキル獲得チャンネル」(同3万人)に駒居がゲストとして出演し、対談形式で炎上の経緯と偽装請負疑惑について語りました。
駒居はまず炎上の経緯について、業務委託のみで会社を運営しており、そのスタッフたちとシンガポールへ慰安旅行に行ったことを広報活動も兼ねて投稿したところ、「お前のところ被保険者数1人なのにどうやって社員旅行行ってるの」といった声が多数寄せられたと説明。そこで自身が「ゴキブリ以下のアンチども」と発言してしまったことについて、「本当に良くない。本当に反省している」と述べました。
偽装請負にならないために意識している点としては、3つの観点を挙げています。1つ目は「働かせ方の強制がないこと」で、渋谷にオフィスはあるものの出社は義務でも強制でもないと説明しました。2つ目は「指揮命令がないこと」で、上司と部下のような関係で全てに指示が入り従わなければならない状態を作らないようにしていると語りました。会議やマニュアルは存在しているものの、弁護士や税理士など専門家に確認し、「クリアにした上で運営をさせていただいている」としています。3つ目は「経費の計上方法」で、業務委託には福利厚生という概念が存在しないため、経費計上の際に福利厚生費として処理しないよう気をつけていると述べました。
「社員旅行」という表現の問題
駒居は、スタッフへの伝え方にも甘さがあったと認めています。過去に自身が「社員旅行」という言葉を使ってしまっていたことや、今回もスタッフがSNSに「社員旅行めっちゃ良かった」「福利厚生」といった表現で投稿してしまったことに触れ、「便宜上福利厚生って言ってるけど、実際には『福利厚生』ではなくて『支援』をさせていただいてるだけですよ、みたいな。そういった形にしなきゃいけない」と反省の弁を述べました。
正社員化の動きと今後の方針
動画の中で駒居は、今回の炎上を「組織を強くするチャンス」と捉えていると語っています。
現在約600名いる業務委託スタッフについて、「僕の中でも正直引っかかる部分はあった」としつつ、専門家に何度も確認し、「『大丈夫ですよ』って言われているからそういうふうにしている」と説明。「そういう部分に関してもクリーンにしていきたい」と述べ、「スタッフさんの希望があったら、部署によって正社員化を進めていったりとか、そういった制度も整えるようっていう形になってる」と、これまでの「正社員ゼロ」方針からの転換を示唆しました。
さらに今後はX上はもちろん、行政にも「ツッコまれない、本当に綺麗な組織を目指していこうというふうに思えるようなきっかけになった」と、炎上を前向きに受け止める姿勢を見せています。
炎上の自己分析
駒居は自身の炎上について「メタ認知、見せ方も足りてなかった」と述べると、
鼻についたんでしょうね。1500万円使いましたとかキラキラした写真、何やってるかと見たら「情報商材系かい」っていうところだったりとか、かと思えばアンチに対してめちゃくちゃ「ゴキブリ」って言ってみたりとか、しかも被保険者数1人でとか。燃やせる要素が盛りだくさん過ぎた
と振り返り、「自分自身が着火剤だった」と認めました。一方で、批判の中にも「これってグレーじゃない?」「これってダメなんじゃない?」という参考になる意見もあったとし、「全て真摯に受け止めて今後の会社の運営に変えていきたい」と語っています。
コメント欄では依然として厳しい声
この動画は現時点で再生回数2000回足らずとほとんど注目されていませんが、コメント欄には「600人が指揮命令もなくどうやって動いてんの」「マジでこの会社はおかしいと思う」といった厳しい反応がいくつか寄せられているほか、「求人まだ募集してるけどね?」と、釈明後も疑問の声が収まっていない様子がうかがえます。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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