フリーBGM「DOVA-SYNDROME」が法人化 海外展開や企業提携を強化 利用条件は変更なし

イチオシスト
株式会社TRACKSは、国内最大級のフリーBGMサイト「DOVA-SYNDROME」(登録者数65万人)の運営を従来の管理者から引き継ぎ、3月1日より法人としての運営を開始したと発表しました。
DOVA-SYNDROMEが法人運営に
DOVA-SYNDROME(ドーヴァ・シンドローム)は、サイトオープンから18年目を迎えたフリー音楽素材配布サイトです。2013年には外部作曲家による楽曲公開を開始し、現在は1万8000曲以上のBGMを無料で提供しています。YouTubeやTikTokで音源が使用された動画の月間視聴数は30億回以上に上り、ウェブサイトの月間利用者は50万人以上、公式YouTubeチャンネルの登録者数は65万人以上と、国内にとどまらず世界規模で利用されているプラットフォームです。
YouTube好きなら、曲名は知らずとも耳にしている楽曲が多くあるはずです。
これまで個人の作曲家が管理してきた同サイトは、今回の移行により法人体制へと切り替わりました。TRACKSは以前からDOVA-SYNDROME楽曲のYouTubeにおける著作権管理を担っており、フリーBGMクリエイター向けのサポート窓口代行サービスも手がけてきました。今回の運営引き継ぎにあたっては、利用ライセンスや作曲家の参加条件は一切変更せず、従来の思想や文化を維持しながら運営基盤の強化を図る方針ということです。
今回の発表では、「人間による創作」を前提とすることが改めて強調されています。同サイトの参加規約では、音源が作曲者自身の創造性によって制作されたものであり、AIによって生成されたものではないことを定めています。AI生成コンテンツの活用が広がる中、「人間による創作を前提とした明確なポリシーを持つ無料の音源群として、安心して活用できる基盤を維持していきます」と説明されています。
AIによる楽曲検索機能を試験導入
一方でTRACKSは、AIを活用した楽曲検索機能の開発および試験導入も実施したとのこと。これにより音源の雰囲気や使用シーンを自然な言葉で検索できるようになるとしたほか、今後は、動画・音声プラットフォームへの音源組み込みや楽曲利用データの分析・活用、イベントやコンテンツ企画の共同実施、教育・メディア分野との連携、海外展開を含む共同プロジェクトなど、企業・団体との取り組みを順次進めるとしています。
TRACKSは、「『無料で使える』だけでなく、『使いやすい』『安心して使える』『使われ続ける』フリーBGMの環境を支えることを大切にしています」と説明。公式Xアカウントでも「音源のライセンスや利用条件は今までと全く変わらず、これからも無料で使っていただけます」と案内しています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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