タイで違法販売とされる笑気ガスを吸引 YouTuberいけちゃんの旅動画に懸念の声

イチオシスト
女性YouTuber「いけちゃん」(登録者数80万人)が公開したタイの旅動画の中で、娯楽目的での販売が違法とされる笑気ガスを購入・吸引していたことに対し、一部視聴者から問題を指摘する声が上がっています。
タイ・バンコクで食べ歩き企画
問題となったのは、2月25日に公開された「バックパッカーの聖地・カオサン通りで10,000円使って食べ歩いてみたら・・・!?|タイ・バンコク」と題する動画の一場面です。カオサン通りで日本円約1万円(約2000バーツ)を使い切るという企画で、いけちゃんは屋台グルメの食べ歩きやショッピング、マッサージなどを楽しみました。
その中で、笑気ガス(Laughing Gas)の販売店を訪問。店頭にはSmall 50バーツ、Big 100バーツ、Box 300バーツと価格が掲示されていました。
いけちゃんは、ヒアルロン酸注射の際に笑気ガスを吸入した経験があるらしく、「めっちゃ好きこれ」「日本にいるとクリニックでしか吸えないんだけど、これエンタメとしての笑気ガスが好きになってた」などと発言。「タイに来たら笑気ガスを吸いたいと思ってたの」と語り、50バーツ(約250円)の風船を購入して実際に吸引しました。
しかし吸引後は「何も変わらん。そうだ、私麻酔に強いんだった」「スモールだとマジで微妙すぎます。はい、無駄金でした」と感想を述べました。

取り締まり強化の中、堂々と営業する店舗
笑気ガスは正式には亜酸化窒素(N₂O)と呼ばれる気体で、医療現場では鎮静作用・鎮痛作用を目的に使用されることがあります。一方、酒に酔ったような気分になるとして娯楽目的で使用される場合もあり、事故や乱用による健康被害が指摘されています。日本では、医療用や工業用などの正当な用途以外での使用・所持・販売などが規制されています。
タイでも娯楽目的での販売は違法で、最大5年の懲役および最大1万バーツの罰金が科されます。使用については違法とはされていないものの、タイ政府は使用を避けるよう警告しています。
違法販売店の取り締まりも強化されており、摘発情報もたびたび報道されています。2025年2月~3月にはタイ警察が全国一斉取り締まりで7日間で690人を逮捕、押収品は45万点を超えたと報じられています。今年1月にも、バンコク都内で笑気ガスの密売組織が摘発され、中国人5人が逮捕、1770本が押収される事件が起きたばかりです。
当局が繰り返し取り締まりを強化しているにもかかわらず、カオサン通りなど繁華街で価格表を掲げて堂々と営業する店舗があるのが実態で、摘発と再開のいたちごっこが続いている状況です。
一部の視聴者から問題を指摘する声
こうした状況を踏まえてか、いけちゃんの動画のコメント欄では一部の視聴者から、「タイでも観光地での乱用について取締が進んでおり、使用者も摘発対象になり得ます」タイに旅行に行く人は笑気ガスの使用は絶対にしてはいけません!」「笑気ガスってタイでも販売禁止の違法薬物なのに吸ってる所動画出すとかまた炎上しそう」「タイでの笑気ガスって違法じゃなかったっけ? 動画であからさまに吸って大丈夫なのかな」といった声が寄せられています。
笑気ガスの使用シーンが問題になったのかは不明ですが、いけちゃんはコメント欄で「広告剥がされて少し投稿遅くなりました笑」と投稿しています。
いけちゃんは昨年7月、編集者の箕輪裕介との不倫が報じられたことで大きな話題となったYouTuberです。この騒動で一時活動休止した後は旅動画を中心に活動を続けていましたが、今年1月には、インド旅行動画のサムネイルや発言が「差別的」と批判を受け、現地メディアにも取り上げられる騒動を起こしていました。
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記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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