その「欲しい!」を安く手に入れる裏ワザ。Google レンズの”デュープ検索”が最強だった
イチオシスト

「デザインは好き、でも値段が無理」その悩み、スマホで解決できます
ネットで見つけた理想のインテリアや雑貨。「これだ!」と思ってワクワクしながら価格を見た瞬間、画面をそっと閉じた経験はありませんか?
海外メディア「Android Police」のライター、Dhruv Bhutani氏がまさにこの体験をしました。お気に入りのブティック家具サイトで見つけたマットブラックのスイングアームランプ。ミニマルでインダストリアルなデザインに一目惚れしたものの、価格は約1,000ドル(日本円で約15万円)。本人いわく「ランプに出せるのは100ドルまで」とのこと。
ここで彼が使ったのが、Google レンズの「ビジュアル検索」機能です。結果、ほぼ同じデザインのランプを100ドル以下で発見。ブランドのロゴがないだけで、見た目はほぼ同一。約900ドル、つまり9割近い節約に成功しています。
この記事では、彼の実体験をもとに「Google レンズをお買い物ツールとして使い倒す方法」を、スマホライフPLUS編集部が徹底解説します。
そもそも「デュープ(Dupe)」って何? なぜ今バズっているのか
「デュープ(Dupe)」とは、もともと化粧品業界で使われていた言葉で、高価なブランド品と見た目や機能がほぼ同じの、手頃な価格の代替品を指します。英語の「Duplicate(複製)」が語源です。
2023年ごろからTikTokを中心に「#dupe」がトレンド化し、コスメだけでなくファッション、家具、インテリア雑貨へと対象が一気に広がりました。Z世代を中心に「賢く買う」ことがステータスになりつつある今、デュープ探しは単なる節約術ではなく、一つのライフスタイルとして定着しつつあります。
テキスト検索では見つからない理由
ここで重要なのが、テキストベースの検索ではデュープを見つけにくいという問題です。
たとえば「マットブラック インダストリアル スイングアーム ランプ」と検索しても、出てくるのはSEO対策がしっかりされた有名ブランドの商品ばかり。家具やインテリアの世界では「イームズチェア」や「ルクソーランプ」のように固有名詞がついた定番商品が検索上位を独占しがちで、ノーブランドの類似品はなかなか表面に出てきません。
つまり、言葉で探す限り、ブランド品の壁を越えられないのです。
Google レンズが”最強のデュープ発見ツール”になる仕組み

Google レンズの本質は、「画像を使った逆引き検索」です。テキストではなく、写真そのものを検索クエリとして使うことで、見た目が似ている商品を一覧表示してくれます。
基本的な使い方(3ステップ)
1. 欲しい商品のスクリーンショットを撮る(または写真を撮影する)
2.Google レンズを起動する(Googleアプリのカメラアイコン、またはAndroidの「かこって検索」)
3.「ショッピング」タブに切り替えて結果を確認する
Bhutani氏の場合、ブティックサイトのランプのスクリーンショットを撮影し、Google レンズで検索。「商品」と「ショッピング」のフィルタを切り替えながら、同じデザインで価格の安いものを探し出しました。所要時間はわずか数十秒です。
なぜテキスト検索より優秀なのか
テキスト検索が「言葉 → 商品」という流れなのに対し、Google レンズは「画像 → 画像」のマッチングを行います。ここがポイントで、ブランド名やSEOの影響を受けず、純粋に「見た目の類似度」で商品を引っ張ってこられるのです。
高級ブティックとノーブランドメーカーが同じ工場のOEM製品を販売しているケースは、家具やアクセサリーの世界では珍しくありません。Google レンズはこの”同じ顔の別ブランド”を一瞬で見抜いてくれる、いわば「価格の透視メガネ」のような存在です。
検索精度を劇的に上げる3つのテクニック
基本の使い方だけでも十分ですが、Bhutani氏が紹介しているちょっとしたコツを加えるだけで、ヒット率が格段に上がります。
テクニック1:画像を戦略的にトリミングする
Google レンズは画像全体を解析するため、背景にごちゃごちゃした物が写っていると、関係ない商品が検索結果に紛れ込みます。探したい商品だけが写るようにトリミングしてから検索しましょう。
さらに上級テクニックとして、商品の特徴的なパーツだけを切り取る方法があります。例えばランプなら「スイングアーム部分だけ」「ベース部分だけ」を切り出すことで、そのパーツの構造が似た商品だけにヒットを絞れます。
テクニック2:「検索に追加」機能で絞り込む
Google レンズの検索結果が表示された後、検索バーにキーワードを追加入力できます。Bhutani氏は画像検索の結果に「sale」と追加して、割引中の商品に絞り込みました。
日本で使う場合は「激安」「セール」「送料無料」などのワードが効果的です。逆に「高級」「ブランド」を除外したい場合はマイナスキーワードの代わりに、価格帯でフィルタリングするのがおすすめです。
テクニック3:角度を変えて複数回検索する
同じ商品でも、正面・斜め・アップなど撮影角度によって検索結果は変わります。1回の検索でピンとくる結果が出なくても、角度を変えてもう一度試してみてください。特に家具やインテリアは、特徴的なディテール(金具の形、脚の角度など)がヒットのカギになります。
メリットとデメリットを正直に比較する
いいことばかり書いてきましたが、万能ではありません。
◎ メリット
・数十秒で類似品を一覧比較できる(テキスト検索だと20分以上かかることも)
・ブランドバイアスなしで純粋に「見た目」で探せる
・「かこって検索」との連携で、ブラウジング中にそのまま検索可能
・家具、雑貨、ファッション、コスメなどジャンルを問わず使える
△ デメリット・注意点
・ニッチすぎる商品は代替品が見つからないことがある
・検索結果の最初に元のブランド品が表示されがちで、スクロールが必要
・「見た目が同じ=品質が同じ」とは限らない。素材や耐久性はレビューで別途確認すべき
・日本国内での価格比較は、海外ほど選択肢が多くない場合もある
「とりあえずレンズ」を習慣にしよう
Google レンズの「お買い物用途」はもっと注目されるべきです。
Googleはレンズを「翻訳」「植物の識別」「宿題の解答」などの方向で主にプロモーションしてきましたが、実は日常のショッピングにおけるポテンシャルが最も大きいのではないでしょうか。特にここ数年、物価高の影響で「品質は妥協したくないが、出費は抑えたい」というニーズは明らかに高まっています。
iPhoneユーザーも、Googleアプリをインストールすればレンズ機能は利用可能です。AndroidユーザーならOS標準の「かこって検索」からシームレスにアクセスできます。
「気になった商品を見つけたら、購入ボタンを押す前にまずGoogle レンズで検索する」──たったこれだけのワンステップを習慣にするだけで、年間で数万円の節約も夢ではありません。
次にネットで「欲しいけど高い……」とため息をつきそうになったら、まずはスクショを撮ってレンズに聞いてみてください。あなたの理想のアイテムが、驚くほど手頃な価格で見つかるかもしれません。
出典:【Android Police】
※サムネイル画像はスマホライフPLUS編集部が作成したものです。
記事提供元:スマホライフPLUS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
