メーカー担当者が語る“馬場咲希の強さ”「飛ばすだけではなくて…」【カメラマン南しずかの米ツアー小話】
イチオシスト
畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子、原英莉花など、2026年は過去最多となる日本勢15人が出場する米国女子ツアー。その動向にも注目だが、試合以外や海外勢のこぼれ話まで伝えるのはなかなか難しい部分も…。そこでツアーを長年取材しているカメラマン・南しずか氏が気になるネタをピックアップ。これを見れば“米女子ツアー通”になれるかも!?
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馬場咲希の米ツアー2年目は、19日開幕の「ホンダLPGAタイランド」から始まる。
昨年は日本勢6人が合計7勝をあげるというド派手な活躍を見せた。馬場はそんな優勝旋風には加われなかったものの、トップ10入り4回、年間ポイントランキング65位。ルーキーながらシード権を獲得し、確かな実力を見せた。
用品契約するブリヂストンスポーツのツアー担当・中原創一郎さんは、馬場の結果に驚いていない。「飛距離が出ることが武器です。しかも飛ばすだけではなく、ショートゲームの技術もあります。普段の練習でもショートゲームに時間を割いていますし、一昨年のエプソン(米女子下部ツアー)を経て、アプローチの引き出しが増えてきたなと。全てが着実に、成績につながっているのかなと思います」。
象徴的だったのは「全米女子オープン」。初日3オーバー・89位タイと出遅れた。それでも翌日は2アンダーとスコアを伸ばし、ボーダーラインで予選を通過。最終的にトータル7オーバー・36位タイで終えた。「粘って頑張ってスコアを作った。そういうタフな状況を乗り越えた経験は次に生きます」と中原さんは言う。
馬場は昨シーズン半ば、プロ1年目に米女子下部ツアーを主戦場にした経験が大きかったと振り返った。「(親が帯同しない試合もあり)自分一人で考えてやらなきゃっていう場面が多かった。メンタル的にすごく落ち込んだこともあった。ゴルフの調子が悪くなった時に、一人で戻すことも難しかった。そういう経験を生かして、できた部分はありました」。
成長し続ける20歳に注目だ。(取材・文/南しずか)
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