犬や猫が神様として祀られている理由とは?【神社の話】
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イチオシスト
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犬や猫の神社があるって本当?
神社は神様を祀るための場所ですが、祀られるのは神様だけではありません。多くの人から崇敬されたり、恐れられたりした人も神様として祀られることがあります。また、人間に大きな貢献をしたり、人間のために犠牲になった生きものを祀ることもあります。神として祀られた人については第8項で述べますので、ここでは生きもの、なかでも人間にもっとも近しい存在である犬猫のことについてお話ししたいと思います。
まず、猫ですが、今は愛玩のために飼う人がほとんどでしょう。しかし、かつては実用のために飼う人が多かったのです。すでにお気づきと思いますが、ネズミの被害を防ぐためです。ネズミは食料品を食べたり病原菌をまき散らしたりするだけではなく、貴重な文書や社寺の彫刻を噛んで壊したりするのです。また、農家の重要な収入源である蚕を食べてしまったりします。そのため、養よう蚕さん地域などでは、猫はとくに大切にされました。蚕を守る神様として祀っているところも少なくありません。変わったところでは厳しい経営を立て直したということで祀られた猫もいます。和歌山電鐵・貴志
駅の駅長を務めた三毛猫のたまです。
番犬のほか狩猟などでも活躍する犬も、各地で祀られています。静岡県磐田市の霊犬
神社や山形県高畠町の犬の宮のように、人々を苦しめた妖怪を退治した英雄犬を祀っているところもあります。なお、武蔵御嶽神社(東京都青梅市)など、「お犬様」のお札*を授与している神社が関東周辺にありますが、正確には犬ではなくオオカミです。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 神社の話』著: 渋谷申博
記事提供元:ラブすぽ
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