軽トラ・軽カーのホイールカスタムがアツい! クリムソン「DEAN」「MG」に待望の追加サイズが登場

イチオシスト

「お洒落は足元から」という格言はファッションの世界だけではなく、カーカスタムの世界にも当てはまる。バネ下重量の軽減からドレスアップまで、「まずはホイールから手をつけよう」というニーズは多い。
例年の東京オートサロンにおいても数多くのホイールメーカーが出展しているが、なかでも時流を捉えた鮮烈なデザインでユーザーの視線を釘付けにするのが「クリムソン」である。
同社は2026年の東京オートサロンにおいて、その人気を不動のものにしている2大ブランド「MG(エムジー)」と「DEAN(ディーン)」を展示。依然として高い人気を誇るアウトドア・オフロードスタイルを軸にしつつ、根強いファンをもつカテゴリーに向けた新しいサイズ展開を提案する。
時代を捉えるビビッドな感性。クリムソンが誇る革新的なデザインの神髄

クリムソンは1978年の設立から、高いデザイン性と品質を兼ね備えたアルミホイールを世に送り出してきたメーカーである。単なる機能部品としてのホイールを超え、オーナーのライフスタイルを表現するアイテムとして独自性あふれる製品を手がけてきた。
クリムソンをことさら際立たせているのが、時代に対するビビッドな感覚である。年々多様化するニーズを捉え、時代の一歩先を行くようなデザインを提案しつづけている。

とくにSUVや4WD車種に向けては、コンセプトの異なる4つのブランドを展開。レトロポップな「DEAN」、ワイルドかつ都会的な「MG」、ラグジュアリー感と迫力を両立した「MYRTLE(マーテル)」、プレミアム性を追求した「GOLDMAN CRUISE(ゴールドマンクルーズ)」と、別々のアングルから多くの車種の秘められた魅力を引き出してきた。
ホイールメーカーとしての信頼性も随一であり、ラリーレイドをはじめとするモータースポーツへのホイール供給や、トヨタ系ワークスブランドのコンプリートモデルにおけるホイール採用など、業界内でも盤石の地位を築いている。
過酷なラリーで証明された機能美。「戦えるホイール」MGの進化

2026年の東京オートサロンにおいて同社が出展するのは、クラシカルなデザインのDEANと、力強い造形と先進的なデザインを融合させるMG。相反するようでいて、どちらも「個性の演出」という点において妥協のない姿勢が貫かれている。
MGのブースに陳列されるのは、ミリタリー感を全面に押し出したホイール「ARMOR FF」を装着したデリカD:5だ。
軍用車に見られる「ビードロックホイール」から着想を得たこのARMOR FFは、強靱な6本スポークの外周部を大胆にもボルトで加飾。タフさのなかに洗練された意匠を取り入れた、まさにMGブランドを象徴するような仕上がりである。


MGをはじめ、クリムソンのホイールは革新的なデザインが最大の特徴だが、一方で性能面も単なるドレスアップパーツにとどまらない。このARMOR FFでは、鋳造したリム部分を高圧で引き伸ばして成形する技術「フローフォーミング製法」を採用。これによりアルミの密度が高まり、鍛造並みの強度と、競技で求められる軽量化を両立させている。
このフローフォーミング製法は、ラリーレイドの現場でも実績をもつMGシリーズの「GOLEM FF」にも採用されているもの。2024年のアジアクロスカントリーラリーにおいて、俳優の哀川翔氏率いる「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」に供給され、クラス優勝を支えたのもこのGOLEMだった。

なおこのGOLEM FFは、今後デリカD:5適合サイズの追加が検討されているとのこと。発表時期は未定だが、実現すればデリカオーナーにとって福音となるはずだ。
無骨でありながらつねに斬新なデザインや装飾を取り入れたMGのホイール。ハードな環境で証明された信頼性が、その高度なデザインを支えているのである。
レトロスタイルの定番「DEAN」ユーザーの熱意が動かした新展開

「原点に戻ろう」をテーマに掲げるDEANブランドの歴史は、1987年に登場したDEAN MINIに始まる。日産Be-1などをターゲットに据えたクラシカルなデザインは、時代を超えて愛されるチャーミングさを備え、今なおDEANのラインナップに残るモデルである。
それ以来、ランクルなどのオールドスクールな車種との組み合わせで「自由」や「開放感」を表現してきたDEANブランドだが、近年は「軽トラやアウトドア系の軽自動車にもDEANを履かせたい」という要望が殺到。ジャンルの垣根を超えて広がったファンの情熱が、今回のラインナップ拡充を実現させた。
鉄チン風のレトロな「クロスカントリー」に軽トラサイズ追加

往年の四駆スタイルを現代に蘇らせたクロスカントリーは、アルミホイールでありながら「鉄チン」がもつ独特の味わいを表現した一本だ。丸みを帯びたディッシュデザインに、きらびやかなクロームのセンタープレートが絶妙なレトロ感を醸し出す。
もともとはヨーロッパのクラシックな雰囲気をイメージしてデザインされたこのモデルは、ハイラックスやFJクルーザー、ハイエースなどに向けた16インチ~17インチをメインに展開していた。


近年では軽乗用車用の14インチ~15インチも展開し、今回は待望の軽トラサイズを追加。スクエアなボディをもつ軽トラと、ラウンディッシュなこのクロスカントリーは抜群のフィットを見せてくれるだろう。
カスタムを趣味とするユーザーでなくとも、ホイール交換だけで雰囲気をガラリと変えてくれるのもクロスカントリーの特徴。気負わない普段着のような感覚で、愛車をファッショナブルに変身させることができる。
「ギア感」満載の無骨スタイル。アウトドアに映える「コロラド」に軽サイズ追加!

「時代にとらわれないNewレトロスタイル」をコンセプトに掲げるDEANコロラド。その最大の特徴は、どこか懐かしいのに古さを感じさせないデザインのバランスにある。
シンプルなディッシュスタイルをベースに、大ぶりなボルト穴を外周部にあしらうことでギア感を演出。雄大な自然の風景にも違和感なく溶け込むその佇まいは、まさにアウトドアシーンの相棒にふさわしい。
このコロラドには、「軽トラ」および「軽乗用車」に対応したサイズが追加されている。無骨でありながら遊び心を感じさせるデザインは、軽規格のポップな愛嬌をいっそう引き立ててくれるだろう。



たとえばデリカミニなどのアクティブな車種に装着すれば、オーナーのアウトドア志向をバッチリ表現できるはず。愛車を単なる移動手段から、ライフスタイルを彩るギアへと変える力をもったホイールだ。
ランクル250やジムニーも。本格クロカンを彩るDEANの提案
DEANは軽自動車向けのサイズに加え、お家芸である本格クロカンに向けた商品展開も強化している。話題のランドクルーザー250やジムニーに向けた、DEANブランドのさらなる提案を紹介しよう。
ランクル250のホイールに新たな選択肢。DEAN「クロスカントリー」に18インチ追加
登場以来、納車待ちが続くほどの人気を博しているランドクルーザー250。クロカンとしての原点に立ち返ったその姿には、時代を超えた普遍性が宿っている。この足元をどう飾るかに、オーナーの趣味嗜好は鮮明に現れるだろう。
クリムソンもランクル250を対象にサイズ展開を拡大しており、DEANのクロスカントリーにも「18×8.0J」のサイズを追加。定番のマットブラックとマーガレットホワイトだけでなく、一部サイズの限定カラーとなる「バーニッシュグレー」も選択可能だ。

(写真は別サイズ)


DEANクロスカントリーの“Newレトロ”な造形は、「懐かしいデザインの最新SUV」たるランクル250に対し、まるで旧知のような親和性を見せる。いつの時代も変わらない“原点”を、この組み合わせを通じて表現できるはずだ。
開放的なデザインの「カリフォルニア」でジムニーを西海岸スタイルに

60年代から70年代にかけてのアメリカ西海岸の空気をモチーフに、懐かしのフィンディスクデザインで仕上げられたホイール「カリフォルニア」。今回、ジムニーおよびジムニーシエラ/ノマド用のサイズが追加された。
中央部からリムに向かって徐々に角度を増していくコンケーブ状のフィンディスクに加え、外周部に段差をつけたステップリム構造によって立体感を表現。細かく規則的な彫り込みの入ったセンターキャップには、レトロスタイルのなかに「新しさ」を盛り込むDEANらしさが垣間見える。


実はこのホイール、もともとフォードの「アーリーブロンコ」のようなテイストをイメージしてデザインされたモデル。それをクラシカルな見た目をもつジムニーに装着するのだから、フィットは約束されたようなものだ。
カラーバリエーションは金属の光沢感がまばゆい「バーニッシュグレー」と、足元を引き締める「マットブラック」の2種類。ジムニーのもつ自由な世界観を、カリフォルニアの開放的なデザインがさらに広げてくれるだろう。
(編集協力:株式会社クリムソン)

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