箱根駅伝に“青いセンチュリー”出現 トヨタが公開した燃料電池の特別仕様車にSNS騒然
イチオシスト
2026年1月2日から3日にかけて開催された第102回箱根駅伝で、トヨタは特別仕様の「センチュリー」を公開しました。
燃料電池搭載かつ鮮やかな青色のグラデーションが特徴的な「特別なセンチュリー」の登場に対し、SNSにはさまざまな反響が寄せられているようです。
第102回箱根駅伝で注目の的となった「特別なセンチュリー」

2026年1月2日から3日にかけて、第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根駅伝)が開催されました。
新春の風物詩として定着しているこの箱根駅伝においては、主役である学生ランナーたちの激走はもちろんのこと、カーマニアの視点から決して見逃すことができない大きなトピックがあります。
それは、選手たちと並走して大会運営を支えるトヨタの提供車両たちです。
なかでも今回特に異彩を放ち、沿道の観客や視聴者の度肝を抜いたのが、大会本部車として採用された「センチュリー」です。
センチュリーといえば、日本が世界に誇るショーファーカーの最高峰。
漆黒の塗装に身を包んだ威厳あるセダン、あるいは近年登場したSUVタイプの重厚な佇まいを思い浮かべる人は少なくないかもしれません。
しかし、今大会で採用された車両は、ベースとなる深みのある黒色はそのままに、鮮やかな青のグラデーションが施されていました。
さらに、トヨタは公式Xで「この日のために特別に製作された燃料電池車のセンチュリー!水素を使って走り、排出されるのは水だけです」と明記しています。
環境・選手に配慮されていると高く評価する声多数

この「特別なセンチュリー」の導入は、SNS上でも大きな反響を呼んでいます。
なかでも目立ったのが、ランナーへのメリットを好意的に受け止める声です。
従来の箱根駅伝では、運営管理車が排出するガスを選手が吸い込んでしまう懸念や、エンジン音がコーチの声や選手のリズムを妨げるといった課題が挙げられていました。
そうした背景もあり、SNSでは「中継見てて思ったけど、本当に静かに走ってて驚いた。燃料電池車で排気ガスも出ないから選手への負担も軽減されるし、いいこと尽くめだね」など、実質的な環境改善を評価する意見が多く見られます。
また、企業のアピールの場としての活用を肯定する意見も少なくありません。
「箱根駅伝は今ではトヨタが先導車等を提供してていいアピールの場になってるけど、今年はFCEV縛りで来たか!こういうアピールはどんどんやってほしい」と、日本メーカーの技術力を示す絶好の機会と捉えるファンも多いようです。
さらに、「世界に一台とも言える特別なセンチュリー…いったいいくらするのだろうか…笑」と、その希少性と価格に興味を示す声もあります。
一方で、「トヨタのテスト走行の場になってない?あくまでメインはランナーなんだし、そこまで大々的に発表したり走行させたりしなくていいと思う」といったように、車両の存在感が大きすぎるのではと指摘する声も散見されました。
青のグラデーションを評価する声も

特別仕様のセンチュリーは、デザイン面に対しても注目を集めていました。
とくに、「青いグラデーションが綺麗で、大手町出発時から目が離せなかった」といったようにその美しさに目を奪われた視聴者は多かったようです。
また、「なんかデカくてゴツいの走ってると思ったらセンチュリーだったんだ!? 全然わからなかった。色変わるだけでだいぶ雰囲気変わるね」など、車種が一目では分からなかったという声も散見されます。
しかし、長い歴史を持つ名車だからこそ、その変化を良しとしない意見も少なくありません。
格式を重んじるファンからは「伝統のセンチュリーブランドが汚されたように感じる…一気に安っぽくなったように見えてあまり好きじゃないなあ」といった厳しいコメントが寄せられていました。
最高級車=黒という考えの層にとっては、今回のグラデーションは少し軽薄に映ってしまったのかもしれません。
とはいえ、賛否両論が巻き起こることこそ、センチュリーというクルマが持つブランド力の大きさの裏返しとも言えるでしょう。
まとめ
なお、今回の箱根駅伝でトヨタが提供した車両は、話題のセンチュリーだけではありません。
大会全体を通して、計40台以上の最新電動車両が投入され、そのいずれもがセンチュリー同様に大きな注目を集めました。
箱根駅伝はレースそのものの面白さはもちろんですが、いまや最新の自動車技術が見られるショーケースとしても定着しつつあるようです。
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