体重5キロ増で10y飛距離アップ プロ2年目・青木香奈子の意外な悩み「太って見られない…」
イチオシスト
<INTLOOPグループ レディースカップ 初日◇15日◇平川カントリークラブ(千葉県)◇6419ヤード・パー72>
シーズン開幕前にツアー外の2日間競技「INTLOOPグループ レディースカップ」。プロ2年目の青木香奈子は3バーディ・4ボギーの「73」で回り、首位と4打差の15位タイ発進を決めた。
2024年に6度目の挑戦でプロテストに合格した青木は、ルーキーイヤーの昨季、下部のステップ・アップ・ツアー「大王海運レディス」でプロ初優勝を遂げたが、レギュラーツアーでは思ったような成績を残せなかった。ファイナルQTは72位で今季前半戦の出場権を逃し、今季に向けて“体重増量”を目標にオフに入った。
QT終了後は「フェアウェイキープ率を上げるために体重を増やして、安定感がほしい。夏はラフがきつくて、それにかなりやられた。食べまくって、体をでかくしたいと思います。来年は『あいつ誰?』っていうくらい、大きくなっちゃうかもしれないです(笑)」と朗らかに話していたが、約2カ月の間で「5キロぐらい増やせました」と持ち前の“美スイング”に力強さが増していた。
増量は食事とトレーニングの賜物だったが、紆余曲折もあった。「最初は食べる量を増やして、寝る前にいろいろ詰め込んでいたんですけど、それだと胃腸に負担がかかって睡眠の質が悪くなると聞いて…」。
今月に入ってからは栄養士をつけて、ご飯は200~300グラムと決められた量を守った。栄養バランスを考えて、野菜や魚もしっかり摂取。1日3食+補食で体重増に成功した。「脂肪ばかり食べているとすぐに痩せてしまう。いい太り方をしないと、(年間通して)キープできないので」。アスリートらしく“いい太り方”で体を大きくしている。
その効果もあって、飛距離増と安定感のアップに成功。「ドライバーはキャリーで10ヤードぐらい、アイアンでも7~8ヤード伸びました」。この日は飛距離アップに成功後の初実戦で、コントロールに苦しむことも多かったが、「きょうはまあまあです」と一定の手応えを得た。
今の悩みは「体が大きくなったのに、そう見られないこと」だという。たしかに、一見するだけでは昨年と変わらない。ただし、よく見ると肩周りや太モモ周りが大きくなっていることが分かる。
昨年までのウェアは太モモや腰周りが窮屈になり、今年はサイズを大きくしている。「5キロ増えたのに、誰にも言われないんです。『実はちゃんと増えているんですよ』って伝えたいです(笑)。開幕までにあと1~2キロ増やして、変わった姿を見てもらいたいですね」とシーズン開幕までにもう“ひと太り”を計画している。
開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」、第3戦「Vポイント×SMBCレディス」、第4戦「アクサレディス」は主催者推薦で出場予定だ。「スタートダッシュを大事に」と意気込む新生・青木香奈子が、2年目の飛躍を誓った。(文・小高拓)
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