中古ウェッジの人気トップ2は、1本12,000円の『SM9』、1本15,000円『SM10』【中古クラブランキング】
イチオシスト
11月の中古クラブランキング・ウェッジ部門は、先月に続きタイトリストの『ボーケイSM』シリーズがベスト3を独占。各モデルの人気の理由や気になる価格など、現在のトレンドをゴルフパートナー藤沢長後店の店長を務める島田辰也さんに聞く。
タイトリストの『ボーケイSM』シリーズが、2カ月連続でのベスト3独占となった。1位は11カ月連続で2022年発売の『SM9』、2位に先月3位だった2024年発売の『SM10』、3位は先月2位だった2020年発売の『SM8』と、他を寄せ付けない人気ぶりだ。
なかでも、2位の『SM10』は11月1日より、新品が27,500円から19,800円へとマークダウン。それに先行する形で中古市場でも価格が下がったことで販売数が伸びている。島田さんは「価格が下がるのを待っていた方も少なくなく、販売は好調です。プロの使用率も高いボーケイウェッジは『ダメがない』完成度の高いヘッド。番手ごとに最適に設計された重心や多彩なソールバリエーションで、アマチュアでもスピンをかけやすいのが選ばれる理由です」と語る。
中古の平均販売価格は、『SM9』が12,000円、『SM10』が15,000円、『SM8』が10,000円。モデルが変わっても統一感を出せるので、SWは『SM10』、AWは『SM8』というセットで購入されるケースも多いそう。「シャフトが揃っていれば振った感覚も同じにできます」。価格と状態、スペックなどを考慮し、お得に気に入ったモデルを選ぶのもよさそうだ。
5位には2022年発売の『ネクスジェン フォージド ウェッジ』がランクイン。ゴルフパートナーのオリジナルで、クラブ屋さんがこだわって作ったロングセラーモデルだ。「こだわりを詰め込んだ軟鉄鍛造ウェッジ。やさしさと安心感のあるセミラージサイズのヘッドに、ややグースを持たせて日本の芝質にマッチする形状になっています。軟鉄鍛造の打感が味わえる、やさしい大きめヘッドは抜けもよく寄せやすいです」。
こちらも3年ぶりのニューモデルが発売されており、2022年発売モデルの中古の平均販売価格は8,000円と手にしやすくなっている。アマチュアをターゲットとしたやさしいヘッドは、プロモデルにない寄せやすさが得られるはず。一度使ってみると手放せなくなるかもしれない!
【2025年11月の中古クラブランキング(ウェッジ編)】
1位 タイトリスト VOKEY SM9 ツアークロム
2位 タイトリスト VOKEY SM10 ツアークロム
3位 タイトリスト VOKEY SM8 ツアークロム
※ゴルフパートナーの11月の統計
■解説
ゴルフパートナー藤沢長後店 島田辰也店長
しまだ・たつや/ゴルフパートナー独自の社内認定制度「中古クラブアドバイザー」は、クラブの価値を正しく見極め最適な提案をするエキスパート。欲しいクラブがあれば「まずは相談してみて」と、予算に応じてベストなクラブを見つけてくれる。
◇ ◇ ◇
女子プロが手放さない名器を調査。関連記事【西郷真央、古江彩佳、佐久間朱莉、原英莉花、川﨑春花…女子プロが手放せない名器図鑑】を読めば、その秘密がわかる。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
