100均の防水スプレー検証|使い方や効果、注意点など詳しく解説
イチオシスト
100均の防水スプレー、売り場はどこ?
防水スプレーの売り場は店舗によって異なるようです。参考までに、筆者の最寄り店舗では
ダイソー→靴用品・シューズケアコーナーセリア→アウトドアコーナーの近く、もしくは靴収納コーナーキャンドゥ→ガーデニングコーナーに陳列されていましたよ。
今回購入したのはこの2つ
今回ダイソー・セリア・キャンドゥの3店舗をそれぞれ確認しましたが、基本的に取扱商品は同じでした。
フッ素防水スプレー|110円(税込み)
成分:石油系溶剤、フッ素樹脂容量:70ml使える物:傘・衣類・靴・スキーウェア他(ドライクリーニング出来る生地)使えないもの:本革・合皮・毛皮・絹・和服・家具・一部のゴム等(変色のおそれがある)こちらは成分が繊維に絡みつき、適度な通気性を保ちながら水を弾いてくれる防水スプレー。今回はセリアで購入しましたが、ダイソーやキャンドゥでも販売されていました。
防水スプレー|110円(税込み)
成分:シリコン樹脂、ベンジン、LPG容量:70ml使える物:傘・衣類・靴・スキーウェア他(ドライクリーニング出来る生地)使えないもの:天然皮革・合皮・人造皮革・毛皮・絹・和服など変色の恐れのあるもの基本的にはフッ素防水スプレーと同じ仕様ですが、靴や衣服などの生地類で白いものは変色するため、使用不可となっています。こちらの商品のみ、ダイソーだけでの販売でした。
使い方
商品自体は違うものの、基本的な使い方はどちらも同じ。その際の注意点は以下の通りです。
必ず屋外で使用すること対象物から2~30cmほど離してスプレーすること直接吸い込まないこと(マスク着用推奨)万が一大量に吸い込んでしまった場合は、すぐに新鮮な空気のもとに移動しましょう。また、皮膚についてしまった場合は石鹸や水で洗い流してください。
いずれの場合も、その後異常を感じるようであれば早めに病院を受診するようにしましょう。
検証スタート!

今回検証のために用意したのは10年物のヨレヨレ折りたたみ傘。筆者が学生時代に購入した思い出の品でもあります。

今も現役で使っていますが、水の弾きが弱くなっており乾きづらいため、一度濡れるとカバンには仕舞えないという一癖アリな折りたたみ傘。果たして復活してくれるのでしょうか。

今回は右側に「防水スプレー」、左側に「フッ素防水スプレー」を振りかけていきたいと思います。ということで、まずは「防水スプレー」から。
こういったスプレーは匂いがキツかったりするものも多いですが、意外にもほぼ無臭。霧も細かいです。特に難しいこともなく、淡々と振りかけていきます。

次は「フッ素防水スプレー」。こちらも無臭ですが、割とウェットな印象。すぐに乾くものの、噴霧した直後は傘の表面がややしっとりしていました。

どちらもまんべんなくたっぷり振りかけたら、風通しの良い場所で完全に乾燥させていきます。
結果は……
十分に乾いたところで、いよいよ水をかけて検証結果を確かめていきましょう。まずは右側の「防水スプレー」から。水をかけてみると……

おおおお!! めちゃめちゃ弾いてる!! 水が玉になってぽろぽろとこぼれ落ちていきました。まるで新品、あるいはそれ以上の撥水効果です。

続いて左側の「フッ素防水スプレー」。こちらもしっかり水を弾いています! これはすごい!!
どちらも傘に水が馴染んでしまうことなく全てこぼれ落ちていくので、残された傘は全くのノーダメージ。軽く振るだけですぐにケースに戻すことができました。
今回100均で購入できる2つの防水スプレーを比較してみましたが、どちらも撥水性能に差はないことが分かりました。効果の持続力については現時点での判断できませんが、結果を見る限りかなり期待できそう。スニーカーなどにも試してみたいですね!
100均の防水スプレーで手軽に撥水!
今回はセリア、ダイソー、キャンドゥで購入できる防水スプレーをご紹介しました。新しく買ったスニーカーや撥水効果の落ちてきた傘など、ふとした時に必要になる防水スプレー。しかし使用頻度自体は高くないため、小さいサイズのものが手軽に購入できると便利ですよね。さらに効果も問題ないとなれば、これは使わない手はなさそう。1回分の使い切りとしてお探しの方はぜひ一度お近くの100均をのぞいてみてはいかがでしょうか。
(文・写真撮影:イチオシ編集部)
記事提供元:ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」
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