山で使うと楽しさが倍増。“ドラマチックに撮れる”手のひらサイズの「トイカメラ」が話題!
片手に収まるコンパクトなトイカメラ「KODAK Memo Shot ERA」を紹介します。撮影もプリントもワンタッチというシンプルな操作性に加えて、フィルム型の見た目も魅力。登山でのおすすめの使い方と合わせてぜひご覧ください。
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イチオシスト
アイキャッチ画像撮影:筆者
山でも活躍しそうなユニークなアイテムを発見

撮影:筆者
高山植物や山頂からの景色など、写真を撮って山の思い出を残すのも楽しいもの。とはいえ、本格的なカメラは重いし、時間が経つとスマホの写真も見返す回数が減り、データが溜まっていきがちです。
そんな撮って終わりのスタイルを変えるきっかけになるのが、今回紹介するトイカメラ「KODAK Memo Shot ERA」です。
思い出をすぐにプリントできる、お手軽ハンディカメラ

撮影:筆者
片手に収まるコンパクトなサイズ感の「KODAK Memo Shot ERA」は、重さわずか約210gのコンパクトなトイカメラ。サッと取り出してワンタッチで撮影OK。その場で撮った風景をモノクロで印刷することができるんです。
電源を入れてボタンを押すだけで撮れる!

撮影:筆者
「KODAK Memo Shot ERA」の使い方はとっても簡単!

撮影:筆者
電源ボタンで起動したら、撮影は本体側面のカメラマークのボタンを押すだけ。撮った写真をディスプレイで確認し、うまく撮れなかった場合は、撮り直しも可能です。

撮影:筆者
撮影後、プリントマークのボタンを押せばすぐに出力できます。用紙はツルっとしたシールタイプで、一つのカートリッジで30枚のラベル印刷が可能です。
実際に使ってみたら、なんでも撮りたくなるほど楽しかった!

撮影:筆者
フィールドではどんな写真が撮れるのでしょうか。さっそく屋外で「KODAK Memo Shot ERA」を試してみました!
屋外で気になるものを撮影

撮影:筆者
まず紅葉した葉っぱを撮影しました。握るようにカメラを持ち、ディスプレイを見ながら人差し指でシャッターボタンを押します。

撮影:筆者
撮影後に、画面を覗いてみると、撮ったばかりの画像が表示されています。スマホなどで撮った写真と比べると画質は低めですが、そのぶん趣のある印象です。
なお、本体にメモリー機能はないので要注意。気に入った写真が撮れたら、その場でプリントしましょう。
モノクロプリントならではの味わいある仕上がりに

撮影:筆者
さっそく撮った写真をプリント。モノクロなので紅葉の色づきは分かりませんが、細かい枝や葉が重なり合う様子など、ノスタルジックな写真になりました。気に入った写真を複数枚プリントして、友人とシェアするのもよさそうです。

撮影筆者
ちなみに、レンズの周囲はミラーになっているため、自撮りにもぴったり。ソロ登山派の相棒としても活躍しそうです。
なお、本体には充電ケーブルが付属していないので、Type-C(タイプC)ケーブルを別途用意しましょう。
スマホで撮影&編集した画像もプリントできる♪

撮影:筆者
その場で撮って、すぐに印刷することもできますが、スマホで撮影した画像を編集してから、あとでプリントすることもできます。
Bluetoothでスマホと接続

撮影:筆者(Bluetoothで、iPhoneと接続)
やり方は、スマホで写真を撮った後、Bluetoothでカメラと接続。アプリのアルバム一覧から画像を選択し、「編集&印刷」ボタンを押すと編集モードになります。
明るさやコントラストなど簡単な編集が可能


撮影:筆者
編集できるのはサイズや明るさ、コントラストなど。仕上がりを見ながら調整できます。好みの画像に整えて印刷します。

撮影:筆者
少し明るめにしたことで被写体がくっきりと浮き上がり、満足のいく仕上がりになりました。いろいろ試しながら自分好みに整えていけるところが、このカメラの醍醐味です。
「KODAK Memo Shot ERA」のみでの撮影&プリントも手軽で便利ですが、より画像にこだわる方はスマホで撮ったものを編集してから、プリントするのがおすすめです。
シールだからできる新しい写真の楽しみ方

撮影:筆者
このカメラの最大の特徴は、撮った写真をその場で印刷できるだけでなく、用紙がプリントシールになっているところ。
出会った人と記念撮影をしたり、山の思い出帖にも

撮影:筆者
例えば、山で出会った人たちと記念撮影をして、その場でプリントして渡してみる、なんて楽しみ方も。カメラの形状にもインパクトがあるので、お互いの記憶にも残りそうですよね。写真を見る度に、撮影した時の情景を思い返せます。

撮影:筆者
ほかにも、山の思い出アルバムに貼ったり、山小屋のスタンプと一緒に保存したりと楽しみが広がります。撮った写真を形に残しておけば、時間が経過しても当時の様子が思い返せそうです。
持ち物や収納ボックスのラベルに

撮影:筆者
「KODAK Memo Shot ERA」は、オリジナルラベルの作成もできます。テキストや絵文字を使ってラベルを作り、収納ボックスに貼ったり、山道具の整理用にラベリングしたりと、日常でも活躍します。

撮影:筆者
いくつかの絵文字をプリントして、ハサミでカットすれば手帳用のシールに。絵文字の種類も豊富なので、アイデア次第でいろいろな楽しみ方ができそうです。
一度使うとハマりそう!トイカメラを持って山に出かけよう

撮影:筆者
「KODAK Memo Shot ERA」は、一台でカメラ&プリント機能を備えた楽しいガジェット。ノートや瓶に貼るラベルも作れるので、手帳好きにもぴったりです。景色を撮ったり、出会った人やモノを形に残したり。普段使っている手帳に貼り付ければ、見返すたびに思い出が蘇ります。
メモリ機能がないぶん、その瞬間を雰囲気ごと切り取れるのが魅力。スマホとは違う、味わい深い写真が撮れるトイカメラを手に入れて、山での新たな楽しみを見つけましょう。
Memo Shot ERAKODAK

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