【読解クイズ】文章に入る言葉は何?(Vol.3)
イチオシスト
【問題】

次の文章を読んで、文中の( 1 )に入る最も適切な言葉を選びなさい。 今日は久しぶりに孫たちが遊びに来る日です。私は朝から張り切って、孫の大好物であるハンバーグを作ることにしました。ひき肉をこね、玉ねぎを炒め、形を整えてフライパンでじっくりと焼きます。いい匂いが台所に広がり、準備は万端と思われました。( 1 )、冷蔵庫を開けてみると、付け合わせにしようと思っていたブロッコリーとミニトマトが見当たりません。どうやら、昨日のお弁当作りで使い切ってしまったのをすっかり忘れていたようです。「しまった!」と思いましたが、今から買い物に行く時間はありません。私は知恵を絞り、庭で育てているパセリと、常備していたニンジンのグラッセを添えることにしました。彩りは少し変わりましたが、愛情たっぷりのハンバーグプレートの完成です。 問:( 1 )に当てはまる接続詞を選びなさい。 A. ところが B. つまり C. だから D. たとえば
★ ヒント
ヒント1:前では、ハンバーグ作りが順調に進んでいる様子が描かれています。 ヒント2:後では、必要な材料がないことに気づく「予期せぬトラブル」が起きています。予想や期待とは異なる展開になることを示す言葉が入ります。
【解説】

【正解】 A. ところが 【解説】 ( 1 )の前の文章では、料理が順調に進み「準備は万端」だと思っていた様子が描かれています。一方、( 1 )の後の文章では、材料が足りないという「予想外の事態」が発覚しています。前の事柄から予想される結果とは異なる、逆の展開や意外な事実を導く接続詞「ところが」が最も適切です。他の選択肢は以下の理由で不適切です。・B(つまり):前の内容を要約する場合に使います。・C(だから):前の事柄が原因で後の結果が起こる場合に使います。・D(たとえば):具体例を挙げる場合に使います。
いかがでしたか?料理にはハプニングがつきものですが、それを乗り越える工夫もまた脳のトレーニングになりますね。臨機応変な対応力を楽しみながら鍛えていきましょう。
記事提供元:脳トレ日和
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