岩城滉一、愛車の【カワサキZ1】が2000万円に！「今すぐ売ります！？」：開運！なんでも鑑定団

12月9日(火)に放送した「開運！なんでも鑑定団」（毎週火曜 夜8時54分)。「第2回 名車鑑定大会」に俳優・岩城滉一が登場し、愛車に驚きの鑑定額がついた。

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依頼人は、俳優の岩城滉一。50年前に初主演した映画は、バイクにまつわる作品「爆発！暴走族」。かつて日本のバイクブームに多大な影響を与えた存在だ。


お宝は「カワサキ Z1（900SUPER4）」の1973年モデル。1972年に発売された輸出用バイクで、排気量は900cc。当時、市販車として世界最速の時速200kmを誇ったスーパーマシンだ。
20代の頃から何台ものZ1を乗り継いできた岩城。今まで数々のバイクを所有してきたが、これほど愛情を注いだバイクはほかにないという。この車体は20年ほど前に手に入れたもので、随所に岩城流のこだわりが詰め込まれている。


ヘッドライトにはLEDが採用されているが、岩城は「このバイクに新しい部品をつけるのは似合わない」という理由から、薄くメッキ加工を施し、中身が見えないようにカスタム。レトロな外観を保ちながら、中身は最新式というこだわりだ。


フロントフォークやマフラーは、軽量で強度の高いチタン製に変更。ボディの塗装は全体をシックな黒で統一し、エンジンは900ccから1135ccにボアアップして、加速性能が大幅に向上。往年のカスタムパーツと現代の技術を融合させたクールなZ1だ。

本人評価額は、名前の滉一（こういち）にちなんで510万円としたが…


鑑定額は2,000万円！
予想を遥かに超える金額に、岩城は「うそ!? 今すぐ売ります！」とユーモアたっぷりにコメントし、司会のゴリ（ガレッジセール）とアシスタントの吉川七瀬は大笑い。

鑑定を務めた「Zeppan UEMATSU」副社長・枝川寿氏は、フルレストアされたこの車体であれば、2,000万円でもすぐに買い手が現れると太鼓判。
「岩城さんといえば、カワサキZにまたがって映画の主役も務め、やんちゃな若者が憧れた存在。日本のカワサキZを押し上げた方です。そんな岩城さんが所有されているカワサキ・Z1ですので、この評価額としました」（枝川氏）

岩城は「ここまで言ってくださるとは思ってもいなかった」と感激の表情を浮かべた。