日中戦争研究の古典的名著の新装版が発刊 精密な資料調査と厳格な資料批判
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イチオシスト
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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2025年は盧溝橋事件・日中戦争開戦から88年、終戦から80年。精密な資料調査と厳格な資料批判に基づいて書かれた先駆的業績として高い評価を得ている、歴史家・秦郁彦氏の記念碑的著作、『日中戦争史(新装版)』(河出書房新社、税込み定価7920円)が発売された。
1961年の初版刊行以来、増補改訂版、復刻新版と刊行されてきた日中戦争史研究の古典的名著。秦郁彦氏がこの研究を始めたのは20歳のころ。初版刊行時は29歳。この間秦氏は、数百名にも及ぶ旧陸海軍人など当時の関係者への直接取材を行ったほか、膨大な量の戦争関連資料を渉猟することで、入手困難で貴重かつ、信頼性の高い一次史料を収集した。それらの史料をもとに、日中戦争に関する政治、外交、軍事、経済の各分野を多角的に分析してまとめ上げている。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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