ジェフリー・ガイ×南沙良。香港&日本の合作アクション映画「殺手#4」
イチオシスト
主人公の殺し屋役に香港スターのジェフリー・ガイ、復讐に燃えるヒロイン役に南沙良を迎え、香港と日本のスタッフが共同で制作したアクション映画「殺手#4(キラー・ナンバー4)」が、2026年春に全国公開される。場面写真が到着した。

香港を拠点とする腕利きの殺し屋“No.4”(ジェフリー・ガイ)に、報酬1億円の依頼が舞い込む。日本に出張して、熊谷というヤクザを消せというのだ。No.4は首尾よく仕事を遂行するが、そこへ現れたのは、依頼人だという雲(南沙良)だった。彼女は弟を熊谷の一味に殺されており、あと3人の仇も始末してほしいと言う。とはいえ約束の1億円については半分しか払えておらず、これ以上の持ち金はない。殺し屋組織は、72時間以内に残りの5千万円を支払うよう迫る。そんな中でNo.4は雲と奇妙な絆を育み、殺しのスキルを彼女に授けて共に強大な敵に立ち向かうが……。
ハリウッドでも活躍するアクション監督の坂本浩一が、銃撃戦から日本刀での斬り合いまで多彩なアクションを作り上げ、「ベイビーわるきゅーれ」の阪元裕吾監督が脚本監修として参加。プロデュースは同じく「ベイビーわるきゅーれ」の鈴木祐介が担い、監督は香港で俳優としても活動するリョン・コイインが務める。ジェフリー・ガイと南沙良の脇を固める日本人キャストは、竹中直人、斎藤工、遠藤雄弥、草川拓弥、和田庵、森優理斗など。
作品は第62回金馬奨で最優秀アクション設計賞など5部門にノミネートされた。スタイリッシュなアクションに注目したい。
〈コメント〉
ジェフリー・ガイ
こんにちは。映画『殺手#4』(キラー・ナンバー4)で主人公の“No.4”を演じました、香港出身のジェフリー・ガイです。“No.4”というキャラクターは、無愛想で、闘争心が強い、プロの暗殺者です。今作のアクションシーンは坂本浩一さんが手がけており、香港と日本の格闘スタイルを組み合わせた独自の表現になっています。日本の皆さんにも、この両国が融合したスタイルに魅力を感じていただけると嬉しいです。日本公開時に、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
南沙良
今回の作品は、自分にとって初めての挑戦が多い作品でした。
緊張やプレッシャーもありましたが、それ以上に楽しさを感じながらお芝居に向き合うことができました。
雲は天真爛漫で可愛らしい一面もあり、演じていてとても新鮮な気持ちになりました。
そして、雲のまっすぐな想い、そしてNO.4の存在に何度も心を動かされました。
撮影現場では言葉の壁もあり大変な場面もありましたが、その分この作品を大切に届けたいという気持ちが強くなったように思います。
そして今回、日本での公開が決定し、皆さんにこの物語を観ていただけることが本当に嬉しいです。
私自身が撮影中に感じた温度や感情が、スクリーンを通して少しでも伝わったら幸せです。
この映画が多くの方の心に届きますように。
「殺手#4」
出演:ジェフリー・ガイ、南沙良、ダニエル・ホン、森優理斗、根岸拓哉、チュー・パクヒム、ローザ・マリア・ヴェラスコ、与座重理久、佳久創、脇知弘、田代良徳、和田庵、遠藤雄弥、草川拓弥、斎藤工、竹中直人
監督:リョン・コイイン
製作:MM2 STUDIOS HONG KONG、RIGHTS CUBE.inc
プロデューサー:マニ・マン、鈴木祐介
脚本:マニ・マン、リー・ソクミン、リョン・コイイン
脚本監修:阪元裕吾
アクション監督:坂本浩一
制作プロダクション:SOLID FEATURE、MinyMixCreati部
配給・宣伝:ライツキューブ
© mm2 Studios Hong Kong Limited 2025
記事提供元:キネマ旬報WEB
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