震災で家族を失った自衛隊員と少年 喪失が照らす二人の再生の物語 「宣誓」公開決定
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「陽が落ちる」の柿崎ゆうじ監督による映画「宣誓」が、2026年3月6日より劇場公開されることが決まった。 「宣誓」が描くのは、震災で家族を失った自衛隊員と少年の喪失と再生の物語。特報映像では、避難所で泣きじゃくる和樹を、女性自衛官・佐藤(竹島由夏)が「絶対に諦めないから」と抱きしめる場面、和樹が自衛・・・
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「陽が落ちる」の柿崎ゆうじ監督による映画「宣誓」が、2026年3月6日より劇場公開されることが決まった。
「宣誓」が描くのは、震災で家族を失った自衛隊員と少年の喪失と再生の物語。特報映像では、避難所で泣きじゃくる和樹を、女性自衛官・佐藤(竹島由夏)が「絶対に諦めないから」と抱きしめる場面、和樹が自衛隊員たちとともに避難所支援を手伝い、春日(前川泰之)と和樹が二人で敬礼を交わす場面など、喪失の痛みを抱えながらも少しずつ心を通わせていく過程が描かれていく。
映像の終盤には、自身も津波で妻と幼い娘を亡くしていたが、それを隠して日々の任務に身をささげていた春日が耐えきれず涙を流す姿も挿入される。ラストで語られる「諦めないでください」という言葉には、震災を生きた人々の思いと再生への祈りが込められている。
監督は、「陽が落ちる」で武士の妻や夫婦の覚悟に焦点を当てた柿崎ゆうじ。主演は、「陽が落ちる」の前川泰之。東日本大震災の被災地で、津波で妻と幼い娘を失いながら任務に立ち続ける自衛隊員・春日三尉を演じる春日の同僚の女性自衛隊員・佐藤役を、「陽が落ちる」で武士の妻を演じた竹島由夏が演じる。
【作品情報】
宣誓
2026年3月6日(金)全国公開
配給:NAKACHIKA PICTURES
©2025 Kart Entertainment Co.,Ltd.
記事提供元:映画スクエア
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