ピーター・フォンダ主演。人間狩りを描く“陰鬱映画”「ダーティハンター」がリバイバル
イチオシスト
仲の良いベトナム帰還兵の3人が、カップルを誘拐して無人島を訪れ、趣味である“人間狩り”を始める。ところが島には3人を狙うもう一人のハンターがいた──。ピーター・フォンダ主演のサスペンス・アクション「ダーティハンター」(1974)が、日本公開50周年に合わせ、1月2日(金)よりシネマート新宿ほか全国で順次公開される。特報映像が到着した。

デヴィッド・オズボーンの小説『OPEN SEASON』をもとに、「ミニミニ大作戦」(1969)のピーター・コリンソン監督が描いた本作。3人のハンター役をピーター・フォンダ、「バーバレラ」のジョン・フィリップ・ロー、「スケアクロウ」のリチャード・リンチが務め、彼らの標的となるカップルには「セルピコ」のコーネリア・シャープと「ホラー・エクスプレス/ゾンビ特急地獄行」のアルベルト・デ・メンドーサが扮する。さらにゲストスターとして名優ウィリアム・ホールデンも登場。
フォンダは後年に「あの映画は本当に楽しかった。本物の悪人を演じるのは初めてだった。あの映画がVHSで出たらいいのに。本当に好きなんだ」と語っている。今日までソフト化されていない日本はもちろん、世界的にも鑑賞困難だった幻の“陰鬱映画”を劇場で目撃したい。
https://www.youtube.com/watch?v=NqtxgJGg1z8
「ダーティハンター」
監督:ピーター・コリンソン
製作:ジョージ・H・ブラウン、ホセ・ヴィクナ
原作:デヴィッド・D・オズボーン
脚本:デヴィッド・D・オズボーン、リズ・チャールズ=ウィリアムズ
撮影:フェルナンド・アリバ
編集:アラン・パティロ
音楽:ルゲロ・チニ
出演:ピーター・フォンダ、コーネリア・シャープ、ジョン・フィリップ・ロー、リチャード・リンチ、アルベルト・デ・メンドーサ、ウィリアム・ホールデン
1974年/スペイン映画/105分/スコープ
原題:LOS CAZADORES 英題:OPEN SEASON
提供:キングレコード 配給:コピアポアフィルム
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公式サイト:dirty-hunter2026.com
記事提供元:キネマ旬報WEB
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