雨でも楽しいソロキャンプツーリング HIMALAYAN450と静岡・西伊豆へ

イチオシスト

MotoMeganeをご覧の皆さま、こんにちは! ラフアンドロードの広報、セキネです。バイクの圧倒的なスピード感や機動力、一体感から得られる喜びを伝える「MOTTOラフロ」から、バイクの魅力や楽しさをMotoMeganeユーザーの皆さまにもお届けします。ぜひお楽しみください!
MOTTOラフロ掲載日:2025年6月13日
もしかして僕のXをご覧の方は、コイツいっつも遊んでんな!? と思っているかもしれませんが、人一倍遊びながら真剣に?商品チェックしておりまっす、ハイ!
雨だからやっぱキャンセルするかなぁ、とかそういうことはせずに(一応)仕事として、今回も雨は百も承知のうえでソロキャンツーへイソイソと出かけてまいりました♪

見せてもらおうか、5000m級も行けるという実力を!
今回の相棒はSSTR2025に引き続きロイヤルエンフィールドさんからお借りしている「HIMALAYAN450」
標高5,000メートルの砂地のくぼみからあなたを救い出すトルクを持ちながら、その後5日間の帰路の旅も楽しむことができる!
新型水冷単気筒450ccエンジンのキャッチフレーズに僕は単純にクラっと来ちゃいました!
じゃあ折角なのでこの辺で一番高いところに行ってみましょうか!ってことで、その前にまずはSSTRの時に立ち寄った道の駅足柄 金太郎のふるさとへ。

SSTRの時に朝早すぎて食べるのを忘れたので、そのリベンジで足柄茶&ミルクミックスソフトいただきます! まぁ、ライダーの義務ってやつを朝イチでクリアってことで。

その日はキャンプ予定だったので濡らしたくないモノ、濡れてもいいモノを仕分け、絶版となってしまいましたがAQA DRYシリーズのバッグに詰め込んで、最大7kgまでOKの純正キャリアとリアシートに荷重分散して積載。

次にこれまたSSTRの時と同じコースで道の駅すばしりへ。そこから今回は標高2000mの富士山5合目須走口を目指します!
須走口までこんなにラクチンだったっけ??

7/10からマイカー規制の始まるふじあざみラインの入口は、陸上自衛隊の駐屯地や演習場のど真ん中を通っています。この日も「射撃中」の文字が点灯しており、「なんかあっても自己責任だかんね」的雰囲気のなか高度をグイグイ上げていきます。

前日の雨でしっとりとお肌潤う快適な道に見えますが、ここはつづら折りごとに高度がドンドン上がっていく道。その昔キャブ車で来た時はギアを低速に落として、ひいひい言いながら登ってたところです。
途中の6.5㎞ポスト付近に昔会社のメンバーで来たことのある、「富士山グランドキャニオン」というB級スポットがあるのですが「がっつり演習中だから入んなよ!」の規制がはってありました……。

ここから上はキャブ車にはさらに厳しいヘアピンが続くのですが、HIMALAYANはさすがの一言、息継ぎやエンストすることもなくホントに快適に普通の道のごとく、心地よい単気筒サウンドを響かせひょいひょいと登っていきます。
あれ、もう着いた?呆気ないくらいに5合目の駐車場に到着してしまいました!

雲より上で、曇り空のため眼下に広がるハズの景色は見えません。その代わりに、気まぐれな富士山の山頂が見えていました!

僕の着用しているこのブルーグレーのジャケット、2026年の新作でスタンダードな旅ジャケットに仕上げています。使いやすい4つポケットの他、ZIPポケット、背中大型ポケット、フロントVベント付きで防水透湿仕様※のヘビロテ間違いなしのウエアです。販売前に約1800㎞、SSTRの時も想定されるあらゆるシーンで使い倒して実験中です。
※走行中に降り出した雨に対し、バイクを安全な場所に停めてレインウエアを着るまでは問題ないレベルです。本降りの場合はしっかりとレインスーツの着用を推奨いたします。
さてさて、雨が降る前に本日の幕営地へむかいますか。
今にも泣きだしそうな空にも負けず西伊豆スカイラインへ
ふじあざみラインから、最近本当にきれいで走りやすくなった、138号を一気に246号まで下ります。246号から沼津方面へ抜け414号で伊豆の西の付け根から南下。途中から海沿いの県道17号を走り旅情あふれる長閑な風景を楽しみます。

西浦のあたりから県道127号に入り高度を一気に上げていきます。富士山五合目2000mから海沿い、そしてまた西伊豆スカイラインへと走り抜けますが、HIMALAYANとこの新型ジャケットの組み合わせならもうどこまでも快適に走って行けそうです!

向かって左側の駿河湾側から雨雲が上がってくる直前のワインディング。荒天を予想してか他のクルマは一切走っておらず貸切状態にテンション上がります。

仁科峠。まだ降ってません!シールドがちょっと汗かいてるだけです!

気温16℃、14時過ぎ。そういえば楽しすぎてご飯まだでした。西天城高原 牧場の家にたどり着いたのはランチ注文ラストの15分前でした(汗)

名物塩鰹の薬味付き濃厚つけ麺、いただきました。久々に来たら食事メニューが増えてました。

食後のコーヒーを飲んで携帯のニュースをみて、東海地方が梅雨入りしたこと、その時知りました。
えーと、やべぇ雨が降り始めました(滝汗)

牧場の家で昼を食べてたら外は一気に本降りの雨に(涙)。あきらめて最近入荷したコンパクトレインRR7815のサンプルを着用します。レインスーツが新品なんで実質晴れです!
このレインスーツ、従来モデルから防雨アンクルフラップが追加されるなど、各部機能や装備の見直し、熟成が図られています。

牧場の家から海沿いの136号までは急坂林間くねくね下り道ですが、HIMALAYANはこういう道でも不安なくスイスイ行けちゃうのがスゴイ。まあまあな雨でしたが新型レインスーツ着用したワタクシ、無敵でございます。時刻は午後15時過ぎ、そろそろ買出ししてキャンプ場へむかいます。
やってきたのは懐かしのオートキャンプ銀河♪
平日、土砂降り、バイクでソロキャンプ。まあ、普通はキャンセル案件ですよね(笑)。管理人さんには途中から到着時刻を告げ、現場で待ち合わせ。

ここから県道59号へ左折、途中電柱に案内があるのでわかりやすい。最後にこの路地をバイクの後ろのほうへ曲がり集落を抜けて山道にはいります。

あとはまあまあな山道を枝や路肩の落ち葉、コケなどに注意して進みます。雨の日は若干通常より道があれるそうです! でもHIMALAYANなら逆に楽しいかもですね。

抜けきった先に本日のキャンプ場の看板が現れたらゴールです!

オートキャンプ銀河 さん。この夏で創業30周年を迎える西伊豆の老舗キャンプ場。7、8年前まだうちの子供たちが小さかったころ、よくファミキャンしてたところです。

この日は平日でお客さんは僕一人だけとのことで、待っていてくれた管理人さんにご挨拶、こんな天気でも快適に過ごせるおススメのサイトをご紹介いただきました。

水はけのよさげな、水場や水洗トイレに直近のこちらのサイトにしました♪

一般的なテントはフライや本体底部の耐水は2500mm程度ですが、このRR5954ラフツーリングテントは4000mm。
ツーリング先で雨に降られても全く問題のないレベルですが、今回は梅雨入りしたばかりで時折激しい雨がくるのでRR5958 をフライとグランドシートで2枚投入、籠城に備えます。ともに非常にコンパクトになるので快適さを重視しつつ荷物を減らしたいライダーにオススメです♪
雨で焚火はやらないと決めたのでHIMALAYANとRR5958で前室を作り、そこにレインスーツや防水バッグを干します。

荷物を積載してきたループやゴムコードもフル動員して快適な空間をつくり一休み。管理人さんも17時半には麓に帰るとのことで明日のチェックアウトまでワタクシ、完全貸切状態ですね。
僕だけのためにこのサイト周りの照明や水洗トイレなど使えるようにしていただきありがたい限り。
こちらのオートキャンプ銀河さんはバイク1台1泊2日1980円~と創業当時からバイク乗りに優しい価格設定を死守してくれています。伊豆でこの設備とこの環境、そして2000円を切るって、実際、超破格でおススメです。
道すがら鹿にたくさん出会いますし、鳴き声もします。運が良ければ小鹿など見ることもできますが、サイト内はよく手入れされていて鹿のフンなどありませんでした。静かに雨が降るなか、テントの中でゆったりと一人時間を過ごす幸せ。

長くなりそうなので今回はここまで。翌日の濃い旅は、また次回。それでは皆さま、お疲れさまでした~! 以上、ほろ酔い気分でテントの中から、ラフ広報 セキネ でした。
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