ボーナス平均支給額ランキング発表! あなたの職種は何位? 1位は217万円超の“あの仕事”
イチオシスト
企業によっては、毎月の給与に加え、年に数回支給されるボーナス。支給額に差はあるものの、ボーナスという存在は多くの人にとってありがたいものだと言える。パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は今回、「ボーナス平均支給額の実態調査」を20~59歳のビジネスパーソン1万5,000人に実施。ボーナスの年間平均支給額や、支給額の高い職種ランキングについて見ていこう。

ボーナスの平均支給が最も多い職種は「法務/知的財産/特許」

今回の調査結果から、ボーナス平均支給額は年間120.7万円であることが明らかになった。この数字は前回調査時の106.7万円より14万円アップしており、冬が56.7万円で6.3万円アップ、夏が57.7万円で6.7万円アップ、その他のボーナスは6.3万円で1万円アップと、前回比で全体的に上がっていることが分かる。
これに関連して、転職サービス「doda」はボーナスの平均支給額が高い職種ランキングを発表した。1位は「法務/知的財産/特許」の企画・管理職で217.5万円となった。次いで2位は「MR」の営業で209.4万円、3位は「経営企画/事業企画」の企画管理で204.9万円、以降は「製品企画のエンジニア」や「金融業界の法人営業」、「基礎研究のエンジニア」など200万円弱が続く結果となった。また、「内部監査」の企画・管理部門を除き、前回調査から順位が大きく上昇していることも明らかになった。
どの年代でもボーナスの支給額は上がっている?

今回の調査結果から、年代別でボーナスの平均支給額を見てみると、20代は前回比12万円増の86.8万円、30代は6.8万円増の107.1万円となった。40代は前回比14万円アップで124.9万円。50代は前回比19.3万円アップで143.2万円。全体的に金額は大幅にアップしており、特に40~50代が大きく上昇する結果となった。
doda編集長の桜井貴史氏は、ボーナスの増加について「インフレによる物価高への対策として基本給を引き上げた企業が多かったことに加え、円安で業績を伸ばした企業が従業員への還元としてボーナスを増額した影響もある」と分析した。人手不足や人材流出を防ぐための増額というケースもあると話した。
出典:【doda】
出典:【ボーナス平均支給額の実態調査【最新版】】
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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