秋本番のボートワカサギ釣りで242尾キャッチ【神奈川・相模湖】群れを読んで手返し良くヒット

秋本番のボートワカサギ釣りで242尾キャッチ【神奈川・相模湖】群れを読んで手返し良くヒット">
相模湖でワカサギ釣り 同湖は、首都圏近郊のワカサギ釣り場にのなかでも都心から近く、中央道相模湖インターから車で5分と至便であることが人気の湖。また、二年魚、三年魚の大型ワカサギが釣れることでも人気が高 …
イチオシスト
10月5日(日)、神奈川県相模原市緑区にある相模湖へワカサギ釣りに出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)


相模湖でワカサギ釣り
同湖は、首都圏近郊のワカサギ釣り場にのなかでも都心から近く、中央道相模湖インターから車で5分と至便であることが人気の湖。また、二年魚、三年魚の大型ワカサギが釣れることでも人気が高く、例年でも12cm超級、条件が揃った年には15cm超級が釣れることでも知られている。
水深は比較的浅く3~12mの底層が中心なので、手返しよく釣れる。そのため、初心者にも楽しめる。
相模湖ポイント周辺略図(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
朝の準備と出船
未明に天狗岩釣り案内所に到着し、車内で朝食を済ませたあと、受け付け開始までしばらく車内でくつろぐのがここでの私のスタイル。誰かが道具を舟に積み込み始めるのを見て、私も道具を積み込み、再び車内で受け付け開始を待つ。
開始と同時に受け付けを済ませて舟に乗り込み、全員が乗船したのを確認して出舟。ポイントまでは、店主が引き船で送迎してくれる。
当日のポイントは、本流筋。引き船されている時間を利用して、仕掛けをセットするなど最後の釣りの準備をする。
アンカリング前に好反応
アンカリングの順番を待っている間は時間がもったいないので、魚探を確認しながら仕掛けを下ろして誘ってみる。するとすぐに反応があり、小気味いいアタリ。
ゆっくりと巻き上げて追い食いさせると、3点掛けで上がってきた。サイズは6~8cmとまずまず。アンカリング待ちの間に、12尾を手中にした。
アンカリングされて釣り開始。まずは、魚探を見ながら反応がいい場所にボートを固定する。電動リール2本の仕掛けを底まで下ろして誘いを入れる。
相模湖の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
群れ遠のくも粘りの展開
仕掛けは、金袖バリ2号の7本バリ仕掛け(枝ス長25cm、間隔15cm)と金袖バリ1.5号の10本バリ仕掛け(枝ス長1.5cm、間隔10cm)。エサは、初期は赤虫がいいが、持ちのいい紅白のサシを用意した。
誘いを入れるとすぐに反応があり、2~3点掛けでポツポツと釣れる。だが、朝はポツポツと釣れたものの、9時を過ぎると群れがいなくなりアタリが遠のく。
ロープをたぐってボートを移動させるが、魚探にいい反応は映らない。それでも、たまに群れが回ってくるので、その時は手返しよく釣っていく。それまでは、根気よく誘いを入れて、小さなアタリを捉えて1尾1尾をていねいに掛けていく釣りが続く。
タックル図(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
水の動きで群れ再来
そのうちに、水の動く時間。当日の釣り場は、川を堰き止めたダム湖の本流筋に当たるため、上流にある堰の開閉により水が動く時間帯がある。その時間帯に入ったようで、これで群れの動きや魚の活性が変わる。
水が動き出して少し経つと、ボートの下に群れが入ってきた。2~4点掛けでポツポツと釣れ出したが、それも長続きはしない。
この水が動く時間帯は、14時過ぎにもありポツポツと釣れた。しかし、全体的には群れが入ってこない時間帯が多く、このような時はコーヒータイム。魚探に反応が出れば、集中して釣りに徹する。当日はこの繰り返しで、夕方の迎えと同時に納竿とした。
6点掛け(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
大小混じりで242尾
釣果は6~13.5cmを242尾、1050g。平均サイズは、8cm前後、4g程度の個体が多く、当歳魚の6cmほどの魚と三年魚と思われる12cm超級が交じる釣況。まだ、水温が高く、ウグイなども12尾交じった。釣れてくるタナは、底層だけではなく浮いている群れもおり、釣行当日の時点では魚探は必須だ。もう少し水温が下がって群れが底層に張り付けば、釣果が上がってくるだろう。
当日の釣果(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>
記事提供元:TSURINEWS
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