iPhoneを売るベストタイミングは新モデル後ではなく“その前”だった!
イチオシスト
毎年秋ごろに新モデルが発表・発売されるiPhone。社会情勢の影響で価格が高騰しているため、中古スマホ市場が拡大しつつある。全国160店舗以上を展開する「スマートフォン買取のクイック」を運営する株式会社ブループリントは、今回「スマートフォン買取業者によるiPhone買取価格の推移調査」を実施した。中古iPhoneを買取査定に出すタイミングや価格の下落率など、調査結果を見ていこう。

新モデル発表が前シリーズ売却のチャンス?

今回の調査結果から、iPhoneシリーズの平均買取価格を月推移で見てみると、毎月下落していることが明らかになった。特に、iPhoneの新モデルが発表・発売される9月~10月では、下落幅がかなり大きいことが分かる。新モデル発売の2〜4カ月前は価格が下がりにくい傾向にあるものの、売却のタイミングは早いほうが有利と言えるだろう。

調査期間中のデータを見ると、iPhone 16が最新モデルだった時期には、1つ前のiPhone 15の買取価格が9〜10月に上昇し、3月と6月にもわずかに上がっていたことが確認できた。また、iPhone 14に関しては、12月に価格が上昇している。新モデルの1つ前のシリーズでは、発表月に最も価格が上昇し、ほかにも買取に適したタイミングが2回ほど確認された。2つ前のモデルでは、買取に適した時期が1回のみ確認されている。買取に出すのは早い方が良いが、タイミングによっては損をする場合もあるので、見極めてから検討する方が良いだろう。
古いシリーズになればなるほど買取価格の下落率が高い

iPhoneシリーズが1年間でどれほど買取価格が下落するかについて見てみると、iPhone15シリーズは13%、iPhone14シリーズは18%で10%台に乗っているものの、iPhone13シリーズからは27%、iPhone12シリーズは31%と、3世代以上前の古いシリーズになってくると下落率がかなり高くなることが判明。ここまで古いシリーズになってくると、買取価格が上昇するタイミングはなく、売却したいと思ったタイミングですぐに査定に出すのが、最も高い買取価格を得られる方法と言えるだろう。
買取のタイミングには注意が必要だが、「新シリーズ発売時」や「年末年始」に必ず価格が上昇するとは限らない。2025年秋にiPhone17が発表・発売されたことから、iPhone16などの買取価格にも変動があるかもしれない。
出典:【スマートフォン買取のクイック】
※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式サイトより引用)
記事提供元:スマホライフPLUS
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