今さら聞けない「スカパー!無料の日」の視聴方法と、見れない際にチェックすべき点
イチオシスト

NetflixやU-NEXTといったサブスクリプション型の動画配信サービスが主流の昨今、好きな時に好きな作品を手軽に楽しめるようになりました。しかし、かつての衛星放送が持っていた「多チャンネルのワクワク感」や、偶然の出会いがもたらす「新しい発見」が恋しくなることはありませんか?
スポーツ中継や音楽ライブ、専門的なドキュメンタリーなど「この番組はスカパー!で見たい」という方も依然として多いでしょう。そんな方にぜひ知っていただきたいのが、月に一度のお楽しみ「スカパー!無料の日」です。

「スカパー!無料の日」では、その名の通り、スカパー!を無料で楽しむことが可能。見たい番組の放送日や再放送日が、この「無料の日」と被っているならば、その機会を逃す手はありません。
とはいえ案外「スカパー!無料の日」でどのチャンネルを視聴できるのか。また、サブスクに慣れた一方で、衛星放送にはむしろなじみがないという方もいるのではないでしょうか。
今回は「スカパー!無料の日」の視聴方法を見ていきましょう。
「スカパー!無料の日」は、毎月第1日曜日のお楽しみ

「スカパー!無料の日」とは、毎月第1日曜日に、スカパー!の多くのチャンネルを契約なしで無料視聴できるサービスのことです。アンテナなどの視聴環境さえ整っていれば、申し込みなしで、リモコン操作だけで多彩な番組を楽しむことができます。
普段は有料で放送されている映画、スポーツ、アニメ、音楽、ドキュメンタリーといった専門チャンネルを気軽に体験できる絶好の機会です。「どんな番組が放送されているんだろう?」「画質はどのくらい綺麗なんだろう?」といった疑問を、実際に自分の目で確かめることができます。また、チューナー内蔵レコーダーを使っている場合は気に入った番組があれば録画することも可能です。
どんなチャンネルが視聴できる?

「スカパー!無料の日」では、非常に多くのチャンネルが無料放送の対象となります。たとえば「東映チャンネル」や「ザ・シネマ」、「ムービープラス」などの映画専門チャンネルや、「J SPORTS」などのスポーツ番組、さらに「テレ朝チャンネル」や「フジテレビONE」などでバラエティ番組も楽しめます。
とはいえ、すべてのチャンネルや番組が終日無料で見られるわけではなく、一部のチャンネルや特定の時間帯のみが対象の場合もあるので注意が必要です。
自宅でスカパー!が視聴できるか確認するには?

リモコンの「CS」ボタンを押し、「CS161」チャンネル(QVC)が映れば、基本的な視聴環境は整っています。たとえばマンションの場合、共用のBSアンテナが備え付けられているケースが多い他、BS/CS対応のテレビやレコーダーはすでに一般的で、チャンネルを合わせるだけで視聴できるケースも少なくありません。
一方で「CS161」が映らない場合、環境の整備が必要と考えられます。
スカパー!を視聴するには、以下の設備が必要です。「無料の日」を試す前に、ご自宅の視聴環境を確認しておきましょう。
・BS/110度CS対応のアンテナ
・BS/110度CS対応のテレビまたはレコーダー
・B-CASカードまたはACASチップ
困った!スカパー!が映らない際にチェックすべき3つの点
「無料の日」にスカパー!を試そうと思ってもスカパー!が映らない場合、チェックすべきポイントをご紹介します。
アンテナの受信レベルが低い(エラーコード: E201, E202など)
「信号が受信できません」といったエラーメッセージが表示される場合、アンテナからの電波が十分に届いていない可能性があります。
まず大雨や大雪、強風などの悪天候時は、電波が遮られて受信レベルが低下することがあります。加えてアンテナからテレビまでのケーブルが緩んでいたり、抜けかかっていたりしないか確認しましょう。
B-CASカード/ACASチップの不具合

「B-CASカードを正しく挿入してください」といったメッセージが出る場合は、カードの接触不良が考えられます。一度カードを抜き、ICチップの金属部分を乾いた柔らかい布で優しく拭いてから、正しい向きで奥までしっかりと挿入し直してみてください。
無料放送の対象外チャンネルを選んでいる
「ご契約されていません」「ご視聴できません」といったメッセージの場合は、そのチャンネルや番組が「無料の日」の対象外である可能性があります。
「無料の日」以降もスカパー!を正式に視聴するには?
「無料の日」で気になるチャンネルを見つけ、「これからも継続して見たい!」と感じた方もいるでしょう。スカパー!の正式な契約は、意外なほど簡単で、なおかつ自分の見たいチャンネルだけを1チャンネルから契約できます。



その後、画面の指示に従って契約をしましょう。
高品質な番組が揃う多チャンネルを“ザッピング”する喜びは、配信サービスでは意外と味わえない楽しみです。配信全盛の今だからこそ、“チャンネルを巡る楽しさ”を改めて体験してみませんか?
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています
記事提供元:スマホライフPLUS
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