中古ウェッジの人気トップ2はお買い得な『SM9』『SM8』! ロフト60度が人気【中古ギアランキング】
イチオシスト
トップ2が外ブラで占めた9月の中古クラブランキング・ウェッジ部門。各モデルの人気の理由や気になる価格など、現在のトレンドをゴルフパートナー藤沢長後店の店長を務める島田辰也氏とチェックしていこう。
1位は9か月連続で2022年発売の『SM9』、2位は5か月連続で2020年発売の『SM8』と、タイトリストのボーケイ・デザインウェッジの人気が継続中だ。
ツアープロの使用率が高く、期待に応える機能面と洗練されたデザインが選ばれる理由だ。島田氏は「これを使っていれば間違いないと思える信頼できるブランドで、使用するウッドやアイアンのメーカーを問わず、『ウェッジはボーケイ』というお客様が一定数いらっしゃいます。『SM8』は2020年発売のロングセラーモデル。バージョンアップした『SM9』はソールバリエーションが増え、より細かなニーズに対応しています。とにかくダメなところがないウェッジなので、まだまだ人気は続きそうです」と語る。
ソールバリエショーンに加えて、ロフト展開も46度から62度と豊富で、最近ではロフトの立ったPWや、難しいイメージのある60度を手にする人が増えつつあるという。
「アイアンからの流れで、46度〜50度のウェッジを探されている方が多くなっています。また、フェースを開かなくてもやさしくボールを上げられると60度を試してみようという方も、以前に比べ増えているように感じます。どちらも56度や58度と比べると数が少ないので、店頭に並ぶとすぐに売れていきます」。価格は『SM9』が14,000円から、『SM8』は12,000円からとなっている。
クリーブランドの2023年モデル、『RTX-6 ZIPCORE』が3位にランクインした。
ボーケイよりも、やさしいイメージがあるのが人気につながっているようだ。「ラフやバンカー、濡れた状態でもスピンがかかりやすいフェースが、やさしく打てると人気になっています。出っ歯すぎないクリーブランドらしい顔で構えやすく、価格は12,000円からとボーケイに比べて手頃なのも支持されています」。
寄せワンを増やせるかどうかは、我々アマチュアにとってはスコアを左右する大きなポイント。納得できる、お気に入りのクラブを使うのが、その近道になりそうだ。
【2025年9月の中古クラブランキング(ウェッジ編)】
1位 タイトリスト VOKEY SM9 ツアークロム
2位 タイトリスト VOKEY SM8 ツアークロム
3位 クリーブランド RTX-6 ZIPCORE ツアーサテン
※ゴルフパートナーの9月の統計
■解説
ゴルフパートナー藤沢長後店 島田辰也店長
しまだ・たつや/ゴルフパートナー独自の社内認定制度「中古クラブアドバイザー」は、クラブの価値を正しく見極め最適な提案をするエキスパート。欲しいクラブがあれば「まずは相談してみて」と、予算に応じてベストなクラブを見つけてくれる。
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<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
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